お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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今年でこの庭を作って10年目の星の王子さまミュージアムです。

沖縄〜浜松から戻って今日は箱根へ。我ながらタフだなあと思います。

今日はまずバラ園から。

植栽から10年が経って、去年の夏の台風、水はけができなくなって株が弱った。

いくらストレスゼロの土でも根本的なこの場所の構造はほとんどプールのような構造で

配管を入れないと無理。といわれていたのをどうにかずっと持ちこたえていた。でも

去年の夏の豪雨が本当に厳しかった。

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いろいろな見直しもあり今回は、このエリアのバラ。

より丈夫な品種に(今回植えたのは、メイアン社のバラ 'チェリーボニカ')植え替えを

写真は去年までのバラ 'ラ・セビリアーナ'。

サンテグジュペリが想い描いたバラ、星の王子さまのお話に出てくるのは、当時流行し始めた赤いバラ。そのため、ここは赤系のバラでなければならなかった。

私個人はバラは白系かピンク系が好きですが。

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また、日々の手入れで、復活する日を目標に。

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今回は、ネメシアとバラのように咲くラナンキュラスを花壇の彩りに。

バラが咲く頃には、ここにはこの花たちは咲いていないでしょう。

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今、星の王子さまミュージアムの庭では、例年よりずっと早くヘレボラスが咲き始めました。

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まだこのあといろいろな品種が咲いてきます。

例年よりも暖かな冬だったのでパンジー類も全然元気で。

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チューリップの芽吹きも早く開花も早まりそうです。

また去年から今年にかけて美しかったのがこの、ピンク色の

ユーフォルビア'フロステッド フレーム'。寒さに当たってさらにピンクが冴えています。

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植えてから、というか、植えっぱなしで9年が経ったオランダ セダム。

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セダム スペクタビレ ではないかと思っていますが、似たものでは、セダム テレフォニウムなど。この写真は 2013年の9月。

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この写真が2011年9月

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この写真が2010年の10月に撮ったもの。

9年前の国際バラとガーデニングショウで使ったものをここに植えてみたら、害虫の害にも病気にもならず、ずっと元気。いつか植え替えを...と思いつつ。また今年もここに。

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最初の年はアルテルナンタラやセンニチコボウなど、非耐寒性の一年草扱い草花を寄せ植えして、

翌年からセダムだけになった。

驚くべきことに毎年、増えもせず、減りもせず。こういう植物。ありがたい。

湿気を嫌うはずが乾きやすい浅鉢に入っているおかげで乾きやすい。多肉植物なので

乾燥しやすい植木鉢のほうがうまくいくというわけですね。我が家の屋上でもずっと元気です。

でも、湿気の多い地面に植えるとやっぱりダメです。虫も付きやすいですね。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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