お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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もう、とっくに、すっかり春だったのですが、急に気温が下がって慌てます。

箱根では雪だったとか。週末はお天気がよくないようで、絶好のお花見日和とはいえないでしょうか。

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まさにいま、東京は桜満開。気温低めで入学式まで花が持ってくれるといいですね。

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先日の六本木は人出もすくなく情緒がありました。ひとが多いのは苦手なので。

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先日、10年前に庭のデザインをした六本木ミッドタウンの、ボタニカ。

今は、六本木テラス フィリップ・ミルというレストランになっていて、植栽もQ-GARDENさんの

管理になっているのですが、10年前に植えたオリーブが見事に育っています。

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夫がデザインしたアイアンの彫刻(右上)。作品名「イコール」も当時のまま。

美しく鉄が時を経て非常に価値の高いものになっていると感じる。

時を経て良くなるものに出会うと、実にホッとするというか...。

この間、テレビで女優さんが「劣化上等!」と、自らが年をとって顔の造作の均衡を失っていくことに、いい意味で開き直っておられたのが、小気味良かったけれど。それも思い次第だ。

特に「心映え」

新しいものは、確かにきれいだけれども、古くなってさらに良くなるものも絶対にあります。

私も日々、自分の心映えが顔にでるのだから、シワやシミも、表情豊かな心映えの一部に

なるよう。努力しようっと!と....、また改めて思う次第。

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昭和の生まれなので、ええ? 平成の次の世代?それは本当に未知な感じがするし、

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いよいよ本当に時代が変わるので、実際に今進めているデザインの方向性も、新たな時代を踏まえて変えて行きたく思いますが

変わらぬ良いものも....。大切にしたいですね。

さて、明日は小田原植木さんほか植木圃場で樹木植物探し、明後日は中之条。植物リストを睨み続ける毎日ですが、

新しい品種も登場してきてそれも目が離せません。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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