お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

DSC_1167.jpeg

ハドスペン・ガーデンのあった、ちょうど、この辺りは、Nori Pope さんが、ロジャージアのナショナルコレクターだった事で、様々なロジャージアがたくさん植わった、半分くらいウッドランドのような

ワイルド・エリアだった。そこから正面に見えるのが、

庭のオーガニックハーブなども使った素晴らしいガーデンのカフェ・レストラン。

ちなみに当然のことながら、ここのハーブは、ジェッカズ・ハーブファームから。

DSC_1097.jpeg

人生で最も美味しかったビートルートのスープは独特の臭みゼロ!この後いただいたパースニップのメインディッシュも最高でした。パースニップやセロリアックなどの日本ではなかなか食べられない野菜を中心としたメインディッシュが多いのも嬉しい!しかも、庭を眺めながら!天国!

DSC_1133.jpeg

このウォールの裏は、昔、Sandraの作るカラーボーダーでした。

でも、そんなセンチメントをぶっ飛ばす美しさ。私は確実に、色々な様々なことを学ぶことができました。

過去から未来。そんな時間の繋がり、リレーションとレイアーも含めて。

それは、追い追い・・・。(そんな話の講座を春にコミカレで開催予定!)

IMG_3286.jpg

以前のハドスペンの庭の入り口にはカール・リンネへのオマージュが。

全てにおいて、最高に洗練られた、庭とその歴史への学究的な姿勢が庭に溢れている。

花見の庭ではない。

満開の花が見たければ、4〜5月の、はままつフラワーパークに来て欲しいなぁ...(笑)。

IMG_3291.jpg

ありとあらゆる、この地上で考えられる限りのエスパリエ仕立て!10年後を見たい。

10年後は70歳を過ぎているけれども、ここに自力で来れるように頑張る目標になりました。

IMG_3309.jpg

そして、自然界への気遣いもデザインされている。

IMG_3317.jpg

そもそも、ここにカエルや 場所の総合的な名前にもなっている Newt イモリ ......

DSC_1174.jpegDSC_1067.jpeg

オーガニック・ガーデニングの象徴でもある creature。

こんな生き物気持ち悪いと思う方もおられるかもしれないけれども、実際にここに入れば

愛すべきとわかる。

IMG_3318.jpg

ちなみに、この池の細い板。ニュートが出入りできるようにありとあらゆるポンドに上り坂が

用意されている。

DSC_1156.jpeg

ニュートやフロッグのいるイタリア式モダンガーデン。新しい!昔はこのエリアもウッドランドだった。

その奥、左手には、

IMG_3323.jpg

ガーデナーズシェッド。ここでお茶を飲んだり、お菓子を食べた。そのまた昔は

子供が7人もいる住み込みガーデナーの家で、えええ?この狭い空間にどうやって家族9人?と思う場所でした。

IMG_3287.jpg

昔のハドスペンをご存知の方には、この左手の Lily Pond と右のウォール、奥のガーデナーズコテージは

同じ構造なのでわかるでしょう。同じアングルの写真を25年前のポジフィルムから探そうと思います。

現在は、ここ、フレグランスガーデンという名前。夏に来たら香るかな?ホテルに泊まって夕刻散歩してみたい。

IMG_3283.jpg

また、右手の三角屋根の鶏小屋も同じ。もう、胸が空くってこのこと!完璧にやってくれた!

やはりここを訪ねるツアーはしなくては。朝に来て、夕方まで1日がかりだろうか。

IMG_3333.jpg

IMG_3284.jpg

インスタグラムでもご紹介しています。

https://www.instagram.com/p/B6HxUVCASLM/?utm_source=ig_web_copy_link


■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives

Recent Entories