お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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王立園芸協会 RHS のヘッドクォーターがロンドン、ヴィクトリア駅近くのヴィンセント・スクエアにあります。

ロンドンに住んでいた頃は、ここで開催される様々なイベントや、世界一のガーデン関連書が所蔵されている図書館もあり、RHS の会員はフリーパスでここを使うことができたので、毎月のように来ていました。実は今の状況は知らないのですが、ちょうど2月の今頃には毎年欠かせないフラワーショウがありました。これが恋しい。

この本部に連なる二つのRoyal Horticultural Halls & conferenceで早春のフラワーショウが開催されていたのです。ロンドンを訪問するなら、チャンスを見てぜひ訪ねたら良い場所なのですが、今どうなっているかなと思いましたが、詳しいことがわかりません。

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写真のローレンスホールは、1920年代に完成したアールデコ様式の建築で、この構造体もアイコニックな存在。その建築の見学をするだけでも価値のある建物なのですが、毎月のように通っていると、ありがたさも薄れて、近視眼的に花の方ばかりに目が行っていました。

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毎回新しい花が登場したり、その展示方法も目を引く方法で。

デザイナとかでなく、毎回ナーサリーの人たちが展示する、その美的なスタイルに注目で、三日間ほどの展示でも、いかにも自然な雰囲気でディスプレイがされています。

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さりげなく自社製品を素敵にアレンジ。プランツタグごと真似したい。

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春、黄色い花が多いものですが青い花もたくさん咲きます。ヘパティカ、キンポウゲ科のミスミソウ。

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雪割草など、日本自生種もありますが、山野草というか、山間地の日陰の植物ですね。

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アウトフィットで目を引いた女性。こういう若い人は珍しく、シルバーヘアの方が多い会場です。

ズームカメラで撮っているのは、シクラメンコウムだろうか。

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いまや、日本のヘレボラスも負けず劣らず、しかし、脇役に植わっている草花のバリエーションはやはり見事な品揃え。

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最後は、定番のお買い物。ここでしか買えない専門ナーサリーの球根などをみなさん買って帰ります。

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カフェには美味しいケーキとお茶があり、そこで一息ついたら、大満足で外にでる。

すると、外はまだ冬の最中、重たい曇り空の2月のロンドンでした。

東京は2月でもよく晴れるので、あの憂鬱な2月のロンドンのことを忘れがち。

先週末のイギリスはグロスタシャーなどでひどい嵐があったそう。水害もあり、やはり厳しい気候変動の兆しを感じます。

それでも、植物たちは強くて、今、庭の草花たちが次々に目覚めようとしています。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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