寒冷地の庭は、12月には地面を掘ったり草花を植え替えたりが、やりにくいので、

箱根星の王子さまミュージアムの庭仕事、および、クリスマスの装飾は、11月で終了します。

その最終日が明日、11月12日、公開ガーデンワークデイ。です。前回は、新種クリスマスローズの

無料配布もあったりしたので、おいでいただきたかったのでしたが、うっかりお伝えしそびれたかも。

今年は２０周年を記念したクリスマスツリー。クリスマスツリーには自分自身がクリスマス生まれと

いうこともあり、特別な思い入れがありますので、前回、足らなかった部分の修正を含めて、実は

追加の花を９個。９輪？　最初は１０にしようと思いましたが、

バランス的に３の倍数の方が、入りやすいこと多く。三角形の中心に一輪。足していく感じで。

実は設計図よりも、頭頂部に花をたくさんつけすぎたのが原因。それで下層部にまだ少し空きが。

昨日の福島県いわき市で開催させていただいた講演会でも（お招きくださったオープンガーデンいわき

の皆さま、温かなおもてなし、大変な時なのに、皆様の笑顔。本当にありがとうございました！）

花苗のマッスプランティングは、広い場所なら１ケース、２４株以上も植えることもありますが、

狭い庭でも、最低３株は、ひとまとめで植えると、マッスプランティングになり、株立ちが

まとまって見える植え方になるので、おすすめ。というお話をしました。

一株だけを買ってきて、空いているところにポツンと植えても、先着順で

衝動的に植えたような見え方しかできない傾向があるからです。

さてまた、このところ、心のどこかで引っかかっていた言葉で

マザーテレサの「どんなにいい仕事をしたかよりも　どれだけ心を込めたかです」

が、ぴょこんと心に飛び込んできて、きっとツリーに触れられるのは、明日が最後だから、やっぱりと。

それで、先週の土曜日に新作を追加制作しました。一枚づつの花びらの形もオリジナルで作りました。

ざっくり計算したら900枚以上をハサミで切り抜いたことになります。

素材は紙ではなく、耐水性のあるポリ系素材ですが。

今回の新しい花は真ん中を抜いて、そこからクリスタルのサンキャッチャーを覗かせる形を。

オリジナルの花は、その都度、新たな作り方を思いついて作っていくので、

同じデザインはないところが面白いのですが

心を込める。って、手芸的世界や園芸的世界では実現しやすいので、「心を込めた」と自分でも

認めることができるのが、いいですね。園芸や手芸って。

そんな心を込めた世界に一つにオリジナルの手作りツリー。クリスマスシーズンの間にぜひぜひ

見に来てくださいませね！夕方１６：３０頃から、ライトアップが変化して美しいですよ〜。

それから、美人照明装置付きのバラのチャペルも好評公開中です！