明日は、福島県いわき市にて、講演会を開催させていただきます。

福島県は、ガーデニングおよび、オープンガーデンへの意識が高く、１０数年以上前に

オープンガーデンいわきの皆さまに大きな講演会にお招きいただいたこともあり、また辛かった震災翌年は

福島県白河市にて「野の花ガーデンFUKUSHIMA 」の設計に携わらせていただいた関係で、私自身

とても縁の深い場所と感じ、この度の未曾有の水害で被災されている方も福島県、オープンガーデンの

会員さまにも少なくない中、何か少しでもお役に立てる話題ができないかと、しかしそれも、思い上がったようなことになってもいけないのですが、そこは難しいのですが。

私の視点での庭のあり方。講演の演題「これからのガーデニング」の最大の焦点は

実は昔と変わらない、美しく、心癒す草花との付き合い方を模索していく観点。

植物を育てながら、庭や人生を育てる私たちのガーデニングのあり方。

今後も可能性として、ぬぐいきれない自然災害の気配は忘れてはならない自然との付き合い。

昨今の気候変動も含め、変わりゆく生態環境や時代、自分の体力気力も視野に入れ、これからのガーデニングに求めたい可能性。

ここ数年の講演会の演題は、こうした内容で続けてきましたが、実は、毎回、使用する写真の細かい部分や順序が変わります。

差し替えながらも、昨年のオランダのダッチウェーブ。新・宿根草主義、ナチュラリスティックガーデンの庭事情、今年はイギリスの新旧１９世紀から２１世紀に繋がるガーデンツアーで撮影した新しい写真も踏まえて、時間の限り、ご紹介を。

日時 11月10日(日曜)
会場 いわき市文化センター

http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000004464/index.html

講演会 テーマ「これからの庭づくり」
講師 吉谷桂子
時間 13時〜14時(質疑応答を含め)
音楽会 タイトル「小沼寿恵 いわきを歌う」
時間 14時15分〜15時

福島県　仲田種苗さんが作る、日本自生種の野の花マット。これは本当に素晴らしいです！

フジバカマ（ユーパトリウム　ジャポニクム Eupatorium japonicum）

直立性に優れる私の大好きな宿根草ですが「地味だから興味ない」。って言われることもしばしば（汗！）

植物は個人の好き好きで決めれば良いのです。そして、少しづつ好きだと思う品種が変わったりするのも

面白いことです。