お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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6月23日火曜日。青山通り、3月に植栽をしたナチュラリスティック植栽の「まちニワ」

プロジェクトの小さなガーデン。今週からヤマユリが満開になりました。

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美しくて、いつまでも眺めていた景色でした。晴れた日の夕方は本当に美しいです。

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この写真だけなら、どこかの大自然にいるかのよう。

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でも、青山通りです。

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この豪華さは自然界からのプレゼントですが、自生種にこだわりました。

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昨日はN様と二人で作業に入りました。花殼摘みは基本的にしませんが、折れてしまったものや

枝が歩道に飛び出したものはカットします。秋に美しいシードヘッドになるでしょうか?

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オープンな場所なので、2〜3度ほどは苗を抜かれたり、ゴミも捨てられていることがあり

(風で飛んで来るゴミも多し)花も折れたり折られたりと、意地悪されたことも数回ありましたが、

めげないでいたし。最近は意図的な捨てゴミは減ったか?あるいはマメに拾ってくださる方があるか。

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しかし、宮益坂のササユリは、盗まれたか自然消滅したか、この初夏。2〜3輪しか咲きませんでした。

いえもしかしたらササユリだけにごくササヤカに咲いて、見られなかったのかもしれないけれども、

全部をヤマユリにしておけばよかったと、若干後悔。非常に高価な日本の自生種ですが、華やかさはなく、それが良い結果を生みにくかった。

そして、雑草のササだと誤解されて捨てられたこともありました。

花殻摘みをするしないでも難しい判断があるので全ての方々への周知が難しいですね。

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ヤマユリは自生地では絶滅の危機もありますが、これはもちろん種苗会社から。

タカサゴユリはテッポウユリのグループに属しますが、一応、公共花壇への植栽は禁止と考えています。
公共の花壇で注意しないといけないのは、コボレダネなどでの、広範囲の広がりですね

宿根草の庭づくりですが、環境省のリストも確認しながら、中には(ここでは入れていませんが、ソリタゴやエリゲロンなどの仲間など)公共花壇には向かないものもあるのでそれには近づかないようにと。

一応チェックを。https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/toc8_plants.html

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宮益坂の宿根草は、国道246 の西からの強いビル風でボナリエンシス等が斜めになったりする以外は

順調に育ったのですが、数日前に事件が、起きました。

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それで昨日は渋谷に向かったのです。電灯鉄柱の工事があったらしく周囲の植物がなぎ倒され

6〜7株の宿根草や球根が抜かれたままになっていました。日曜日。第一発見者の連絡で、戦慄しました。

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パニカム'チョコラータ'が抜かれて放り投げてありました。こういうのが

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幸い、梅雨の季節で埋め戻せば生き残る可能性もあるかもしれないので

埋め戻しと。どうしてもダメそうなものは、自宅に持ち帰りバイオゴールドの土に植え直して

発根促進のバイオゴールドVRNA のバイタル液で様子を見ます。埋め戻したエリアにも、

バイオゴールドVRNAを散布しておきました。命ある植物に対し、こんなにも心無い人がいることにショックでしたが、みんなで保護修正に取り組めるのでありがたいです。

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ダークパープルのアガパンサスが咲いてきました。背後にオミナエシの黄色が咲くともっと

華やかに。

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ホワイトのアガパンサスも咲いてきました。

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ほとんどの人々は嬉しそうに写真を撮ってくれたり、歓声をあげてくれたりして嬉しいことのほうが

断然多いガーデンです。

一昨年の夏に始まって、植栽をした3月から生長を見守ってきたきた、この「まちニワ」

今週の日曜日8:30 から、NHK ETV 趣味の園芸にて、その放送があります。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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