お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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コロナ禍、3年目になろうとしています。もう長らく、海外どころか国内旅行さえしていない方々もおられると思います。写真は大晦日の朝。毎朝晩、空を見に自宅屋上へ通っていましたが、この日が一番きれいだった。

今年一番したいことは「旅行」と、思う方も多いのではないでしょうか。

今はとにかく、蜜になる場所や時間、交通手段、お店、スーパーマーケットさえ、うまく避けつつ、私も、そのお店の一番空いている時間には、詳しくなってしまいました。

でも、たまに仕事で都心へ。仕事帰りに予約制の美術館も行きたい、ランチ、友人と二人で食事したい、ならば、個室?屋外?それに近い環境を予約して、やはり、この2年は、何をしていたのか思い出せないくらいのアンチクライマックスな日常も多かったので、思い切って、そうならないように工夫をしています。

どうすれば、空いた時間と空間を見つけて、なるべく自由に動けるか。そこをいっつも考えてしまいますね。

でも、家にいるのが基本的に一番好きなので、本当のところ、放っておくと1週間でも、家にいました。

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年末年始は、ほとんど片付け掃除に明け暮れました。みなさまもそんな感じ? でも、達成感のある掃除と、こんなに1日頑張ったのにパッと見、変化ない。という掃除があり、気持ちの満足する方の掃除を選んだり。

「目立つところ」から。年末年始の思い出にもなる掃除。冬は太陽光線が家の中に射してくるので、明るい時間に思い切り磨く!

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炭酸ソーダ、クエン酸を水で薄めてスプレイし、捨てる予定の去年のタオルや古い木綿布類でどんどん拭いて。ちょっとすっきりしましたが、家全体はとてもとても....。

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都心にでるとき、運転して車で行きますが、最近は行き帰りの高速道路が混み、渋滞2時間はざら。とても疲れるので、都心のホテルに一泊して帰ってくることが増えました。東京のホテル宿泊、すいている日は安くなる傾向。そこを探して...。穴場、隙間、空いてる期間。いろいろ工夫。直感的に大丈夫そうな場所を選んで。

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同時にちょっと憧れのところとか。いつか行こうと思っていたところ、いつか、行くのではなく、今、行こう。が、今のスローガン。といいたいところですが、感染者数を知ると躊躇ですね。でも、細心の注意で判断力。写真、東京で一番好きなパレスホテルの23階から。夜明けに飛び起きてベランダに飛び出した。

ここは、皇居の素晴らしい自然のエネルギーが伝わってくる場所です。この周辺に植わる木々はすべて超一級。松も欅もその血統の良い樹形、剪定の美しさは、1樹ことに見とれます。しばらく外国に行けない代わりに、東京の美しいところ。他の日本じゅうの美しい場所。見つけて行きたいなあと思う次第です。

コロナ禍が収まると、きっと海外からも人が押し寄せて、きっと混むでしょう。少しづつ始動開始。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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