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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

ドリフト・プランティング@はままつフラワーパーク

吉谷桂子

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はままつフラワーパークで私が担当しているスマイルガーデンは、約150mの長さでくり広がる

イングリッシュ・スタイルのボーダーガーデンです。色彩のグラデーション配置はここで

生み出したオリジナルのノウハウ。何年も続けるうちにかなり上手になったような。

写真は、フラワーパークの担当、森田さんが送ってくれた2〜3日前のもの。

とてもきれいにドリフト・プランティングを見ることができる。

ドリフト・プランティングとは、同種類の草花を集合させて、それを流れるように植える形式で

ピート・アウドルフ式は、主に楕円とか丸とかのマッス・プランティング(かたまり植栽)になるのに対し

ガートルート・ジーキルの生み出したドリフトは、細長い形の(かたまり植栽)ということが言えます。

流れにすることで、手前に咲く花、後ろに後から咲いてくる花。季節や開花期のタイムリレーがし易くなるのです。

今はまだ、葉っぱだけのジギタリス。

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チューリップが終わって、ふじも終わり、初夏になって伸びてくると、景色がガラリと変わります。

なので、毎週でも見にいきたいんですが。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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