お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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冬でもランドスケープの美しい、はままつフラワーパーク。芝生の青さ、樹木の存在。

花がいっぱい咲いていなくても、素晴らしい公園だと思います。この眺め。実は何度も、イギリスに送っています。

来春、ウィッチフォードポタリーの創始者、ジム・キーリングさんの作品。Five Elrements を展示するため。

そのことを思いついてしまったのは、去年の秋だったか。その後、イギリスのジムさんの家に行き

話をして。この10月には、ジムさんもフラワーパークを訪ねて。展示は来年の春!ぜひ、Come to visit!

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今年の夏が厳しかったので、例年以上に消えた宿根草が多かったように思いますが

ワトソニアとサルビア'パープルボルケーノ'は実に立派。ワトソニアは春に花が咲いた後、葉っぱは黄変して

汚くなったら切り戻して。晩秋には綺麗な葉っぱ。縦のラインが美しいでしょう?折れたり

曲がったりしにくいし。サルビア'パープルボルケーノ'は、ほぼコボレダネで。

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さて、今回のトライは、エレムルス。11月の銀河庭園でも植えました。北海道の気候では

実証済みですが、温暖地では成功率、100%ではなくて。しかも、場所を取る。植えた場所は

絶対に歩き回っちゃだめ。脇役の植物は、宿根草で。一応、晩春、パンジーなどのように

花後に掘り返しをしないで済む、地下茎でどんどん増えるなど成長が旺盛ではないタイプの、何か。

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園芸種ではない原種チューリップや小球根などのように一旦植えたら、植えっぱなしで来年も

再来年も咲かせたい球根は安定的に存在する宿根草多年草の下に植える。例えばここでは

アジュガの下に植えます。掘り返す事がなく、休眠の夏は、葉っぱの下に隠れる。

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毎年、何百種類もの草花も数千株。それぞれに植える環境やデザインを考えながら植栽。

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なかなか大変ですが。春が楽しみ!来春、3月下旬から、4月中旬

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4月下旬、5月には....

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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