お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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銀河庭園のある「えこりん村」には羊がいるのですが、植え付けの作業を黙々としていると

(昨日の午前中は、フラワーメドウに加植を)

メヘェ〜。メェー。と子羊の可愛い鳴き声が聞こえてきます。北海道らしい爽やかな空気の香り、

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芝生を刈った匂い。その香りと音の響き加減と空の色がまるで、イギリス!!!です。

そして、自分は今、まさに、イングリッシュガーデンの中にいる。

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美しくて、美しくて。

この美しさ。もっと、人気者になってくれないかなと。常々思いますが。そして

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銀河庭園、ガーデナーの山口さんの家に自然に咲いているという、教えてもらったのは

ユキザサ、エンレイソウやチゴユリ、マイヅルソウなど。

ちなみにズタヤクシュTiarella polyphylla は、まさにティアレア!あら素敵!

こうした可憐な宿根草が自然に咲く庭から花束を作って持ってきていただき、感動でした。

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今回もたくさんの花を、夏に向かって、寄せ植えや新たな花壇へと、植栽しましたが

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園芸種の植物には、活躍して欲しいけれども、本心では、柔らかな色調でそれぞれに形の面白い

植物の個性を楽しんでほしい。派手な色彩の花だけでなく。

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銀河庭園の園内、タンポポは、やはり悩みの種ではありますが、でも、この形は、なんて

魅力的!とはいつも思う。

そして、よくよく見るとここにもマイクロサイズの小さな白いヴィオラが咲いています。

自然の美しさをしみじみ。味わうにもここは素晴らしい庭だと思うのです。

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ウィービング・ウイローは、伝統的な庭のフェンスなどに使われる素材ですが、4〜5年で腐ってしまう。

この維持管理存続があまりにも大変で。自然に朽ちて行くものを、今後どうするか。悩み苦しむ。

今、元気一杯にチャイブが育っています...。

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なるべく、バニー・ギネスさんの基本設計を守りたいけれども。

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このキッチンガーデンは、前野さんがずっと維持管理してきた場所、この10年間。

ずっと守られてきた伝統の空間は神聖でさえあると感じます。もう、このエッジに使った

ヴィクトリアンタイルも、割れたらもう、二度とないもの。

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夏を過ぎれば満開のダリアが見事なドラゴンガーデンには今、レウム・パルマツムだったっけ?

ま、とにかく、レウムね。これが、すっごく赤い花で満開。彫刻的な葉っぱが素晴らしいんです。

こうした植物の美をつくづく鑑賞してるだけでも感動しますが。

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やはり、色彩が加わると確かに華やか!この写真は去年の6月に撮りました。

少しでも多くのお客様に来ていただきたいとの願い。は、守るだけではなく、新たな何かも...。

例えば、今回、銀河庭園で過ごした三日間は、来月、6月のブルーフラワーフェスティバルの準備。

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まだ今は全然、咲いていないのですが、真っ青なデルフィニウムを今回は、たくさん植えました。

ボーダーガーデンにも一昨年から植わって育ってきた大株のデルフィも一緒に。それから

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実は、こんな。ブルーフラワーベンチを。作りました。

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最終の配置箇所は、ここではないなーと。色々検証する間に、おおっと!帰りの飛行機の時間が迫ってしまい!

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後ろ髪引かれつつ、千歳空港を飛び立ちました。

来月、イギリスから戻ってすぐの 6月23日には、ブルーフラワーフェスティバルのさなかに

ガーデンウォークとアフタヌーンティー。開催しますので、ぜひともイギリスの気分を味わいにお越しくださいませ!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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