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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

天気は天の気持ち?来週の日曜日は中之条ガーデンズで

吉谷桂子

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昨日から今日にかけて、関東地方は大変な雨量でした。

静岡県で大きな被害。心配な時間をすごされていた方も多かったと思います。

私の愛する庭がある箱根星の王子さまミュージアムも驚くほどの降雨量。

これで、水が捌けず気温が上がると根の腐る植物がでてくるので、本当に

気象異常、環境、内なる自然である自分自身の心や体の状態も含め、

今起きている状況への注意を怠るわけには行きません。ふと、思うことなども無視しないで。

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人間も生き物、自然の一部である。とは、生命誌を提唱する中村桂子さん。

全ては他人事ではないので、さて自分には何ができるのか。日々考え込んでしまいます。

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継続的にできることがサステナビリティだと思いますが、結果だけでなく過程を大切にするとか。

歴史や国や文化との関係、レイアーを考えてみると、ヒントはあると思います。そんな視点における

私のヒントの多くはイギリスにあります。バブル崩壊直前の東京からイギリスに渡って出会った正解。

100年以上前に始まっていた自然主義は、見た目のデザインだけでなく、その中身そのものや

考え方が、基本のデザインのヒントになっています。イギリスに住んでいた1990年代の約7年間は

いわば、20世紀の終わり。来たるべく21世紀のガーデンにむけてどうあるべきかの、最初の考察が

実現した時期でもあり。無農薬、無化学肥料の考え方がポピュラーになりつつあり、新しい宿根草への

視点も始まっていました。降雨の状況に対応するガーデンも、生まれたのはこのころ。

日本でそれをすぐに提案して、すぐに受け入れられる素地はまだまだでしたが、

今、ようやく、実行もできるようになってきた。

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そのトライが許され、実行できているのが、群馬県の中之条ガーデンズのナチュラルガーデンです。

私としては、観客動員数を考えるとHigh-input じゃないと難しいということはわかっているので

いかにLow- input で Low- maintenance で、Lovelyになるか。まだトライ中です。やっぱり

すごく難しいです。それと、それが素晴らしく美しく見えるのは、陽が差した瞬間だったりしています。

でも、どんな天候でも美しく見える庭。が目標ですが。

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大雨が降ると。なかなか、難しい。写真は一昨年の8月だったか。豪雨に悩まされました。

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でも、それを考えて作ったのがスパイラルガーデン。通気乾燥。優秀ではあります。

(あるていど乾燥に強くないと生き残っていけないけれども)

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さて!今度の日曜日11日。だいたい昼過ぎくらいから、ここの赤い小屋で、プチマルシェを開催します。

メイン・イベントは、ファンベストの体験と、お得なお値段でのリリースですが

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ヨーロッパで体験してきたアンティークショップやブロカントの思い出の品をリリースします。

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気分は、こんな感じの気楽なフリーマーケットですが

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由緒正しいものも混ざっています。ブルーウイローのオリジナルとか。焼き物類はすべて

イギリスのポタリーの作ばかりです。ただしお幾らまんえんのものはありません。

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イギリスで人気の高いDENBYwear やデヴォンテラコッタ製、ミセスブラナムのミキシングボール

伝統のプディングボール、グレートディクスターで購入した水玉シリーズとかハンガリーで見つけた

レース仕立てのお皿は壁掛け用。レースのコースター類や、買った場所は、パリだったり、コッツウォルズだったり

あまりほとんど日本で買ったものはないと思うのですが、このほかに私のクラフト材料も大安売りしたいと思います。

玉石混交なので、ちょっとすごくいいものも入っていて、それはそれほど安い値段をつけられないのですが、

最多価格帯は500円から1000円で。(*でもすごくいいものが入っている場合は値段はちゃんとつけております)

というかその値段じゃないとその存在に失礼かなと言う程度の。

機械生産された単一で均一のものではなく、機械生産だったとしても、時を経て多様性の感じられる外国の手作りのものなど。

11日は昼から閉園時間まで。12日は開園時間から午後2時頃までの予定です。よろしくお願いもうしあげます!

#akaikoya


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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