繊維製品のお取り扱い上のご注意

目次
繊維製品の洗濯記号表示について
繊維製品の上手なお取り扱いについて

繊維製品の洗濯記号表示について

■家庭洗濯…家庭での洗い方（水洗い）を表した記号です。

洗濯機

手洗い

家庭洗濯不可

■漂白…漂白剤の使い方について表した記号です。

漂白剤使用可

漂白剤使用不可

■タンブル乾燥…家庭洗濯時の乾燥機の使用について表した記号です。

タンブル乾燥

■自然乾燥…家庭洗濯時の干し方について表した記号です。

干し方

■アイロン…アイロン仕上げをする際の温度等を表した記号です。

アイロン使用可

アイロン使用不可

■クリーニング…商業クリーニング処理（クリーニング店での扱い）方法を表した記号です。

ドライクリーニング

ウェットクリーニング

繊維製品の上手なお取り扱いについて

お気に入りの製品を長くご愛用いただくためのワンポイントアドバイスをご紹介します。

洗濯の際のご注意点

■「手洗い」記号の洗濯方法について

「手洗い」とは「押し洗い」、「振り洗い」など手でやさしく洗う方法です。
強く擦ると製品を傷めます。「もみ洗い」はお避け下さい。

■洗濯機の手洗いコースやドライコースについて

商品の手洗い記号やドライ記号は洗濯機の手洗いコースやドライコースを想定していません。
それぞれに記号に従って手での押し洗い・振り洗いや商業クリーニングに出してください。
また、「ネット使用」と表示があるものについては、かならず洗濯ネットに入れてお洗濯をしてください。

■「ウエットクリーニング」について

ウエットクリーニングは、クリーニング店がプロの技術で水洗いから仕上げまでを行う洗濯方法です。
家庭洗濯のできないデリケートな製品でもウエット可記号がある場合は、縮んだり型崩れしたりすることなく水洗いで汗などの汚れを落とすことができます。詳しくはお近くのクリーニング店にご相談ください。

■寝具やインテリアファブリックの洗濯について

大きいサイズの寝具やマット類などは、洗濯機の種類によっては容量の制限があったり、ご家庭の洗濯機には入らない場合があります。事前に大きさや洗濯機の取扱説明書をよくご確認の上お手入れをお願いいたします。

着用や保管の際のご注意点

■摩擦や擦れによるダメージを防ぐには

大着用等による同じ箇所への繰り返しの摩擦は、毛玉や毛羽やテカリが出たり、白っぽくなったり、擦り切れたり、コーティングやプリントが剥がれたりと生地にダメージを与えます。
衣類は繰り返し着用しないで時々休ませるようにしてください。特に車を運転される場合は、シートベルトによる擦れにご注意ください。

■ダウン製品のお取扱いについて

ダウン製品は、生地の織り目のすき間やステッチの縫い目からわずかに羽毛が出ることは避けられません。
表面に羽毛が付着した場合はエチケットブラシなどを軽くあてて取り除いてください。
羽毛が生地から突き出ている場合は、無理に引き出すと生地を傷めたり、羽毛がさらに吹き出しやすくなったりしますので、そっと内側へ押し戻すようにしてください。

■保管時は光・温度・湿度・換気に気をつけて

光や湿気、空気中の酸化窒素ガスが原因で保管中に生地が変色することがあります。日光や蛍光灯の当たる場所や高温、多湿な場所での長期保管はお避けください。
また、クリーニングからもどった製品はビニール袋から出してから収納してください。
クローゼットなど保管場所にガスや湿気がたまらないように風通しをよくしてください。