魚沼通信
2017年12月号
雪の気配が気がかりで、外に出て空を見上げる日々が続いています。
雪は大切な資源です。
降っても、降らなくても心配しています。
テキスト
今年の初雪は、十一月十六日に降りました。さらに十一月十九日には、10p〜20pの積雪となり、秋野菜の白菜・ネギ・キャベツ・大根などが雪の下に埋もれてしまいました。
雪は邪魔もの…そう言う人も多いのですが、雪が降らないと暑い夏に水不足が懸念されます。稲や野菜には冷たい水が必要です。雨が降れば十分だと思われている方も中にはいるでしょうが、水不足の解消には、雪が一番です。そして、JAの「雪室倉庫」に雪が入れられない事態になると大変な事になります。スキー場には雪が必要ですし、除雪を仕事にしている人も多くいます。魚沼にちょうど良く降って欲しいと願っています。
お米の消費量は年々減少し、五十年前の約半分に落ち込んでいます。米作りをやめてしまう生産者も増えており、このままでは、国内で食べるすべての米を、国産で賄えなくなるかもしれません。現在、日本では多くの食糧を輸入していますが、お米も自給できなくなり、万が一、世界的な異常気象により輸入がストップしたら大変な事になります。そうならないよう、ご飯食を増やし、お米の消費を支えることで、食糧自給率を高めるようご協力お願いします。
「炭水化物抜きダイエット」が話題になり、ご飯(お米)を食べると太ると勘違いされています。ご飯は様々な栄養素をバランス良く含んでいる上、パンや麺類と違って塩分やコレステロールは含んでいません。同じ重量のご飯なら、パンより低カロリーです。
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