魚沼通信
2019年8月号
お米の花が咲きます!
テキスト
梅雨も明けて、8月に入り気温も上昇し、毎日暑い日が続いています。
今年の生育は順調で、8月上旬から稲穂が顔を出してきます。
皆さんはお米も花が咲くことを知っていますか?
稲穂が顔を出し始めると、1回だけ上から順番に殻が開いて中からおしべとめしべが出てきます。そして、受粉が終わると順番に殻が閉まります。
この時期は、お米の花が毎日午前中に見られます。お米の花が咲き終わると殻の中でゆっくりとお米が出来てきます。
ほんの数時間程度しか咲かないお米の花
この時期の魚沼は渇水期で、稲も出穂期前後は特に水が必要なため、農家の皆さんは少ない農業用水を地域内・農家間で協力し合い田んぼに送っています。
また、同時期の栽培への対応は重要で、各地区の稲作指導員・県の普及指導員が常時ほ場を巡回し、状況に合わせた適切な栽培指導を行い品質向上に努めています。
生育調査の様子
あぜ道指導会の様子
農家の皆さんは魚沼米憲章に基づき、引き続き畔の草刈りに取り組みます。草だらけにしておくと、カメムシが畔の草の中で生息し、お米が柔らかいうちにおいしい部分を吸いにきます。吸われたお米は黒い点がついた「斑点米」となってしまいます。
稲穂が色づくまであと少しです!
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