魚沼通信
2019年9月号
いよいよ刈り取りの時期を迎えました。
テキスト
魚沼では8月の下旬ころ、各地で夏祭りが行われています。
夏祭りが終わるといよいよ稲刈りの準備がはじまります。
お盆のころは外気が夕方も暑かったのが、この時期になると朝晩がめっきり涼しくなり、長袖を着用するようになります。
田んぼでは、いよいよ収穫を待つ稲穂たちが頭を垂れ始めてきました。これからどんどん黄金色に輝いてきます。
収穫時期の早い品種は小出まつりが終わったころ、稲刈りを始めます。
稲刈りが終わると、収穫されたモミは、ゆっくりと丁寧に乾燥・調整されます。
刈り取られたばかりのモミは水分を多く含んでいるので、乾燥作業によりモミの水分を14〜15%にします。急な乾燥を行うと胴割米(米粒にひびが入る)が発生してしまいますので、ゆっくりと乾燥させなくてはなりません。※胴割米が多すぎると炊飯前の浸水時にヒビ割れを起こし、炊飯する時にデンプンが糊となって流れ出るため、ベットリしたご飯となり、食味が悪くなります。
乾燥作業が終了すると、もみすり機でもみ殻を取り除き玄米にします。玄米は30kgの米袋に詰め、JAに出荷され新潟県農産物検査員による品位検査を受け、食味検査を行ったのち区分管理をして、皆様の食卓にお届けするまで「雪室倉庫」で大切に保管いたします。
今年も天候に左右され、改めて農業は自然を相手にする業種だと考えさせられました。そんな中、農家の皆さんが汗を流し丹精込めて作った令和最初の自慢の新米≠ワでもう少しお待ちください。
令和元年産北魚沼産コシヒカリの新米は10月より発送予定です。
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