魚沼通信
2020年7月号
稲の生育はすこぶる順調!
テキスト
魚沼市では6月中旬に梅雨入りしました。今年は降水量・気温は平年並みに推移し、稲の初期生育はすこぶる順調です。
農家の皆さんは、魚沼米憲章のもと、朝早くから病気や害虫の温床となる畦畔の草刈りを行って、"斑点米"の原因となるカメムシを本田に入れないように稲を守っています。
この頃になると、稲の中で穂の赤ちゃんができ始めてきます。これを"幼穂(ようすい)≠ニいいます。
稲は田植え時に入れた肥料をどんどん吸って生長するため、肥料を田んぼに追肥します。農家の皆さんは自分の田んぼの稲姿を見て、生育診断を行ってから穂肥の散布時期と量を決めます。この作業がピッタリと合った稲は、最高の品質と良食味を持った北魚沼産コシヒカリになります。まさに腕の見せ所です。
稲の赤ちゃん「幼穂(ようすい)」
県の普及センターとJAでは管内各地の田んぼにて生育調査や病害虫調査を行っています。そして各地区で行われる「あぜ道研修会」で状況を共有し、参加者は研修会で意見交換を行い、定期的に発行される稲作情報・携帯メール情報を活用し、今までの経験を活かした中で健全な稲の管理を行っていきます。
これが秋に成果として現れ、最高の品質と良食味を持った北魚沼産コシヒカリとなります。今日も農家の皆さんはおいしいお米をつくるため田んぼを巡回しています。
雨の中のあぜ道研修会
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