魚沼通信
2020年8月号
長雨続きでしたが、生育状況は概ね良好!
テキスト
例年7月下旬には梅雨が明ける魚沼ですが、未だ梅雨明け宣言がない魚沼市です。(7月末現在)
全国的に長雨が続き、大雨の被害も報告される中、魚沼でも降水量は多く、日照時間が平年比の40%となっておりますが、生育状況は概ね良好となっております。
そんな中、生産現場では引き続きJAの指導員・県の普及センターが常時ほ場を巡回し、生産者とともに状況に合わせた適切な栽培指導を行い、品質向上に努めております。
JAの指導員・県の普及センター・生産者のみなさん
JA管内では、新たな取り組みとして緊急情報を各地区の展示ほ場へ掲示し、ほ場ごとのデータをグラフに書き込み、田んぼの状態の「見える化」を行いました。
管内の稲は葉色がやや濃く推移したため、1回目の穂肥を控えめに行いました。今後は高気圧に覆われる予報であり、一気に葉色が低下する可能性があります。稲の後期栄養確保のため、2回目の穂肥は必ず施用するようアナウンスしております。
「穂肥」とは、お米の実りをよくするために肥料を施すことで、米の食味や品質の向上につながる大切な作業です。そのため、稲の長さや葉の色などをよく確認し、生育状況に合わせてタイミングを見極めることでおいしい米に実ります。
稲穂が色づくまであと少し、皆さまにおいしいお米を届けるため今日も農家さんは田んぼと向き合います。
葉色を測るJA指導員の様子
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