魚沼通信
2021年8月号
お米の保管方法について
テキスト
今月はお米の保管方法についてご紹介したいと思います。
お米(精米)は肉や魚と同じく「生鮮食品」に分類されます。肉や魚と比べると水分が少ないので傷みにくいのですが、未開封であっても精米日から徐々に劣化していきますので、1カ月を目安に食べきることをおすすめします。
保管に最も適した温度は15℃と言われています。密閉できる容器(匂い移りも防げます)に移し、冷蔵庫の野菜室で保管していただくのがおすすめです。ペットボトルでもOKですが、移し替えや持ち運び時に振動と摩擦でお米が割れやすくなるのでご注意ください。
たまに『虫が湧いた』なんて聞くことはありませんか?代表的なものでコクゾウムシという虫がいます。この虫はお米に穴をあけて直接卵を産み付ける習性があり、卵は肉眼ではほぼ分かりません。精米後18℃以上になる場所に1週間置くと発生してもおかしくないと言われています。無害ですが気持ちの良い方は少ないと思いますので、発生させないようにしたいですね。とうがらしを米びつに入れると虫除けになると言われております。
正しい保管方法で美味しいお米を食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
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