魚沼通信
令和5年は8月の1カ月間のうち、最高気温が35°C以上になった日が27日もあり、最高気温が30°Cを下回ったのがわずか1日だけという記録的な高温により、多くの米が割れたり、白く濁ったりするという被害が出ました。
昨年の7月はその令和5年を彷彿とさせる高温・晴天が続く中、1カ月の降水量が15o程度と極端に雨が少なく、田んぼに入れる水が枯れる寸前でした。
8月に入りまとまった雨が降ったことにより水を確保し、気温も和らいだため何とか乗り切ることができました。令和5年8月と7年7月の状況はほぼ同じでした。
収穫した米の品質に大きく違いがあったのはなぜか。それは猛暑が「穂」の出る前だったか後だったかが大きいと思います。もちろん、昨年は生産者が令和5年の教訓を活かしたこともありますが、穂が出た後に天気が落ち着いた令和7年は、7割以上が1等米と大きく品質を落とさずに済みました。
さて、気になるのは令和8年、今年の状況です。7月最後の週末に大雨が降ったこともあり、7月の月間降水量は200oを超えそうで、充分と言って良いと思います。気温についても7月中は雨予報が続いていることもあり、そこまで高くはならなそうです。
そして、この雨が終わると梅雨も明けそうです。8月は連日30°Cを超える予報が続いており、油断はできません。この先は、夜の気温が下がることも重要です。昼は暑く、夜温が下がることで米の甘味は増していきます。天気はお願いしてどうにかできるものではありませんが、できるだけの対策をして収穫の秋を迎えられるように生産者は頑張っています。