新居への引っ越しを考えている人のなかには、一から家具をそろえたり、引っ越しを機に家具を買い替えたりしようと思っている人も多いのではないでしょうか。
家具は頻繁に買い換えるものではないため、失敗のないよう選びたいものです。この記事では、新居に引っ越す人に向けて、家具選びで大切な要素や、部屋ごとに必要な家具を選ぶときのコツなどを解説します。
新居の家具選びのポイントとは?
大切な要素や失敗しないためのコツも紹介
新居への引っ越しを考えている人のなかには、一から家具をそろえたり、引っ越しを機に家具を買い替えたりしようと思っている人も多いのではないでしょうか。
家具は頻繁に買い換えるものではないため、失敗のないよう選びたいものです。この記事では、新居に引っ越す人に向けて、家具選びで大切な要素や、部屋ごとに必要な家具を選ぶときのコツなどを解説します。
INDEX
新居の家具選びで大切な4つの要素
まずは、新居の家具を選ぶ際に知っておきたい4つの要素を解説します。
家具のサイズ・間取り
家具を購入する際はあらかじめ部屋の採寸を行い、部屋の広さに合わせた家具を選ぶことが大切です。部屋全体の広さはもちろん、以下のサイズも忘れずに測りましょう。
・部屋の各辺の長さ
・天井の高さ
・窓の縦・横の長さ
・扉の縦・横の長さ
・廊下の幅
・柱や梁の位置
また、家具で隠れないよう、コンセントや電話線の位置も把握しておきましょう。
家具の素材
家具に使用されている木材は、どの素材を選ぶかによっても部屋の印象が変わります。それぞれの性質を知り、家具選びやインテリアに役立てましょう。
ここでは、家具に使用されている代表的な木材と、それぞれの特徴を解説します。
・ヒノキ(檜)
建築素材としても広く使われているヒノキは、劣化しにくく耐久性に優れた素材です。殺菌効果が期待される成分が含まれているため、キッチンや洗面所などの水回りにも適しています。
・パイン(松/マツ)
節のある木目と柔らかい肌触りが、ナチュラルな雰囲気を演出できます。経年によって艶が増し、使い込むほどに味が出ることが特徴です。
・ナラ(オーク)
「虎斑」という虎の毛並みに似た模様が見られる、硬く重厚感のある素材です。耐久性や耐水性に優れているため、水回りやダイニングテーブルなどに多く用いられています。
・ウォールナット
濃いブラウンと、反りや曲がりの少ない強さが特徴の素材です。高級感を演出したい場合や、ヴィンテージな雰囲気を出したい場合におすすめです。
・メープル
白く清潔感のある色合いと、衝撃に対する強さが特徴の素材です。明るさやナチュラルさを演出したい場合や、長く使用できる耐久性の高い素材を探している人におすすめです。
・チェリー
赤みのある色合いと柔らかい肌触りが特徴です。使い込むほどに光沢感と赤みが強まり、耐久性も高いことから、長年使用する椅子やテーブルなどの家具に多く使用されています。
家具の使いやすさ
家具は長く使用することが多いため、自分にとって使いやすいものを選ぶことが重要です。ライフスタイルや家具の耐久性など、さまざまな面を考慮して選びましょう。例えば、椅子なら長く座っても疲れないか、高さが自分の体型と合っているかなどを考慮する必要があります。
収納家具であれば、十分な収納スペースがあることはもちろん、耐荷重や滑り留めのストッパーがついているかなども事前に確認しておきましょう。
家具の色の組み合わせ
家具の色を選ぶ際は、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3つを頭に入れながら考えると失敗が少なくなります。
・ベースカラー
物件の内装色を指し、全体の75%に取り入れるのが理想的です。
・アソートカラー
家具のメインカラーを指し、全体の20%に取り入れるのが理想的です。
・アクセントカラー
差し色を指し、全体の5%に取り入れるのが理想的です。家具の色を指すアソートカラーは、全体の20%と比率が大きいため、主張しすぎない色味を選ぶことがポイントです。アクセントカラーを先に決め、アクセントカラーに合ったアソートカラーを選ぶ方法でもよいでしょう。
新居の家具選び【リビングルーム】
家具選びに大切な要素を踏まえ、部屋ごとの家具の選び方を解説します。
まずは、リビングに設置する家具の選び方を下記で紹介します。
ソファ
ソファは、リビングでゆったり過ごすのに欠かせないアイテムです。
家族の人数だけでなく、来客時や寝転んで使う場合なども考慮した上で、自宅に適したサイズを選びましょう。
座面や背もたれの高さ、座ったときの沈みこみ具合などは、購入前に実際に座ってチェックすることをおすすめします。また、ソファはリビングの印象を大きく左右する家具でもあるため、色やデザインもこだわりたいポイントです。部屋全体に調和したものを選びましょう。
テレビボード
テレビボードは、テレビの幅より20〜30cmほど幅が広いものを選ぶと、見た目のバランスがよくなります。また、テレビボードの背面にテレビ配線用の穴があるものであれば、配線が見えずリビング全体がすっきりした印象になり、おすすめです。
テレビボードには、大きく分けて3つのタイプがあります。部屋の圧迫感を抑えたい場合はローボード、収納スペースを多くしたい場合はローボード+ミドルボード、リビングに物が多い場合は壁面ボードなど、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
新居の家具選び【ダイニングルーム・キッチン】
次に、ダイニングルーム・キッチンの家具の選び方を解説します。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、使用する人数やダイニングの広さを考慮した上で決めましょう。一般的な4人掛けのダイニングテーブルのサイズは、幅120cm、奥行80cmです。
テーブルの大きさに加え、椅子を置いた際に後ろに引くスペースがあるか、通路を確保できるかなどもシミュレーションしておきましょう。実際に座ったときのテーブルの高さや、食事をとるスペースが十分にあるかなども確認しておきたいポイントです。
食器棚
食器棚は、サイズ選びが重要なポイントです。特に、キッチンに置く食器棚は、炊飯器やオーブンレンジなどのキッチン家電を収納する役割もあります。限られたスペースに設置できるようしっかりサイズを測っておきましょう。
ダイニング用の食器棚は、家族が増えても十分な食器やカトラリーを収納できるよう、大きめのサイズを選んでおくと安心です。また、防災対策として、耐震機能のついた食器棚や、ガラスが飛び散らないよう加工された食器棚を選ぶことも大切なポイントです。
新居の家具選び【ベッドルーム】
次に、ベッドルームの家具選びについて解説します。
ベッド
ベッドは、使用する人数や部屋の広さに合ったものを選びましょう。寝室が狭い場合や、広々と使いたい場合は、ベッド下に収納スペースがあるものがおすすめです。
2人で眠る場合は、ダブルサイズ以上がゆったり眠れる理想のサイズです。家族が増える予定がある場合は、シングルサイズのベッドを2台並べるレイアウトも検討してみましょう。シングルサイズ2台であれば、家族3人で眠れるだけでなく、将来寝室を分ける際に1台ずつ活用できます。
マットレス
睡眠の質を大きく左右するマットレスは、見た目は同じでも、内部構造や硬さなどが異なるためよく検討する必要があります。マットレスには主に3つのタイプが存在します。
・ウレタンマットレス
断熱材やスポンジに使われるウレタンを使った、クッション性に優れたマットレスです。体全体を支える構造が特徴で、高反発と低反発の2種類があります。高反発タイプは腰への負担が少なく寝返りが打ちやすいこと、低反発タイプは体型に合わせてフィットする柔らかい寝心地が特徴です。
・コイルマットレス
耐久性に優れた、もっとも一般的なマットレスです。通気性がよく寝返りを打ちやすいボンネルコイルマットレスと、たくさんのコイルが体重をしっかり支えてくれるポケットコイルマットレスの2種類があります。
・ファイバーマットレス
ポリエチレン素材を使った、自宅で丸洗いできるマットレスです。通気性に優れ、寝汗や湿気を吸収しないことから、カビやダニの発生が少なく清潔を保ちやすいことが特徴です。硬めの寝心地で、寝返りが打ちやすいという特徴もあります。
新居の家具選びを失敗しないためのコツ
新居への引っ越しは、家具以外にも家電製品や引っ越し費用など、多くの費用が発生します。使い続ける家具と新たに購入する家具をリストアップし、今ある家具もできるだけ活用する方法を考えましょう。
家族が増える可能性がある場合、拡張性の高い家具を選ぶことも大切です。例えば、コーナーソファやオットマンを後から追加できるソファを選んだり、天板サイズを調整できるテーブルを選んだりするなどです。また、長期的なコストパフォーマンスを考える場合、自身でのメンテナンスのしやすさや、製品のアフターサービスの充実度も確認しておきましょう。
新居の家具を用意する方法
新居の家具は、自分で購入したり、知人から譲ってもらったりしてそろえるのが一般的です。昨今では、部屋の家具をレンタルするサービスも出ているため、引っ越しの初期費用を抑えたい場合は、家具のレンタルサービスも検討してみましょう。
レンタルサービスでは、一定期間レンタルした後、気に入ればそのまま購入でき、気に入らなければ途中で返却することも可能です。家具選びに失敗したくない場合は、家具のレンタルも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
新居の家具選びにおすすめのレンタルサービス「flect(フレクト)」
家具のレンタルサービスを利用するなら、総合通販ディノスが運営する「ディノスの新品家具レンタルサービスflect(フレクト)」がおすすめです。約3,000点から選べる新品の家具を、在庫があれば最短5日で自宅に届けてもらえます。
flectでは最大2年間のレンタルが可能で、レンタル終了後は購入か返却のどちらかを選べます。購入する場合は追加料金がかからず、月々のレンタル費用の総額も通常販売価格を超えることはありません。もちろん途中解約も可能です(所定の途中解約料金がかかります)。
まとめ
新居の家具選びをする際に知っておきたい大切なポイントについて解説しました。
家具は、部屋ごとに合ったデザインや素材、サイズを選ぶことが重要です。買い替えの機会が少ない買い物だからこそ、慎重に選びましょう。
引っ越しの初期費用を抑えたい場合は、家具を最大2年間レンタルできる「ディノスの新品家具レンタルサービスflect(フレクト)」の利用がおすすめです。気に入れば通常販売価格よりも安く購入でき、気に入らなければ返却も可能(※)な、メリットの大きいサービスです。
ディノスの新品家具約3,000点から選べるため、気になる人はぜひ公式ホームページよりチェックしてみてください。
※返却時は所定の途中解約料金が発生します