引越しは部屋のインテリアを見直す機会ともいえます。しかし、思いつきでインテリアを選んでしまうと、理想とはほど遠いコーディネートになってしまうかもしれません。
この記事では、引越し時のインテリアのポイントや、インテリア配置を考える方法、引越し時にチェックするポイント、インテリアのテイストの例などを解説します。
好みのインテリアで新生活を始めるためにぜひ役立てください。
引越しでインテリアを考える際のポイント|
コーディネートのコツや配置を考える方法も解説
引越しは部屋のインテリアを見直す機会ともいえます。しかし、思いつきでインテリアを選んでしまうと、理想とはほど遠いコーディネートになってしまうかもしれません。
この記事では、引越し時のインテリアのポイントや、インテリア配置を考える方法、引越し時にチェックするポイント、インテリアのテイストの例などを解説します。
好みのインテリアで新生活を始めるためにぜひ役立てください。
INDEX
引越しはインテリアコーディネートを変えるチャンス
引越しにあたって、慌ただしく準備を進める人もいるのではないでしょうか。
引越しでインテリアを見直したい人は、計画的に行動しましょう。
引越し時のインテリアのポイント
引越し時にインテリアコーディネートを考える際は、しっかり情報収集したうえで、生活動線や家具のサイズ感などを意識しましょう。
引越し前から理想のインテリアコーディネートを考える
新居を探す前から住みたい部屋のインテリアを考えておくと、理想に合う物件を見つけやすくなります。
間取りや床・壁・ドアの色など、部屋の基本的な部分は変えにくいです。理想のインテリアに合うような物件を選びましょう。
雑誌やWebサイト、SNSなどで情報収集すると、暮らしたいと思える部屋のイメージが湧いてきます。
動線を意識する
生活動線を意識することも、インテリアコーディネートのポイントです。生活動線のよい家は、「スムーズに行き来できるよう通路の幅を確保した家」や「空間に余裕を感じられる家」といえます。
生活動線が意識された家に住むと、快適に暮らせて疲れにくくなります。一方で、動線が悪い家に住むと、リラックスできずにストレスが溜まりがちです。
家具のサイズ感で部屋を広く見せる
生活動線のところで取り上げた「空間に余裕を感じられる家」をつくるなら、家具のサイズ感を意識する必要があります。
部屋に対して大きすぎる家具を置くと、圧迫感があるため窮屈に感じてしまいます。適度なサイズの家具を選んで、落ち着ける空間をつくりましょう。また、背の高い家具は入口から見て奥に配置する、奥行きが浅い家具を選ぶなどの工夫を取り入れると、部屋を広く見せられます。
引越し前からインテリア配置を考える方法
間取りが分からなければ、家具の配置をイメージしにくいと予想されます。
アプリや間取り図による、インテリア配置の考え方を解説します。
インテリア配置のアプリを使う
スマートフォンのインテリア配置のアプリを使うと、家具の配置を考えられます。無料のアプリも多いため、気軽に利用してみましょう。
近年のインテリア配置のアプリは、バリエーションが豊富です。例えば、床や壁の色を実際の家に合わせられるアプリや、撮影した部屋の写真をもとに家具の配置を考えられるアプリなどがあります。
間取り図を書いてみる
手書きの間取り図でも、ある程度はインテリアの配置をイメージできます。間取り図を書くメリットは、パソコンやスマートフォンの間取り図作成アプリよりも、手軽に行えることです。何の家具をどこに置くのか、大まかに書きましょう。
また、手書きの間取り図ではなく、不動産屋からもらえる間取り図を利用する方法もあります。間取り図には、すでに窓やドア・収納の位置などが書きこんであるため、家具の配置をイメージしやすくなります。
引越し時にチェックするポイント
引越し時に、物件をチェックするときのポイントを解説します。
コンセントなどの位置を把握
まずはコンセントやインターネット回線・テレビ線の場所を把握しましょう。これらは動かせず、テレビやパソコンといった電化製品の配置はある程度固定されるためです。
窓の位置も確認が必要です。窓に近くなるほど、家具が日焼けしやすくなる、結露により湿っぽくなるという問題が発生します。
マグネットをつけられる場所もチェックしておきましょう。浮かせる収納ができると、収納家具を買わずに済み、部屋を広々と使えます。
ドアや廊下などの測定
内見では部屋のさまざまな場所の寸法を測っておきましょう。ドアと廊下の寸法は、家具が部屋に入るか確認するために必要です。
クローゼットの大きさが分かると、収納したいものが収まるか判断できます。備え付けの収納に収まらなければ収納棚などを買わなければならず、インテリアコーディネートに影響するでしょう。
他にも、カウンターの高さと幅、窓の大きさなども測っておきましょう。さまざまな家電やアイテムを設置するスペースを確認することも大切です。
フローリングの色合いや質感を確認
部屋の色味や質感を活かすと、インテリアコーディネートに統一感が出やすくなります。
具体的には、フローリングの色や幅、壁の色や質感などをよく見ましょう。特にフローリングは面積が大きく、部屋の雰囲気に大いに影響します。
契約して引越すとフローリングの色や幅を変更できないため、事前チェックが重要です。
家具の位置やインテリアのテイストなどを検討
インテリアコーディネートに統一感を持たせるためには、インテリアの主役となる家具の配置や、目指すインテリアのテイストを決めておきましょう。
あらかじめイメージを固めたうえで、カラーコーディネートの基本も意識しつつ部屋づくりに取り組むとスムーズです。
以降から、代表的なインテリアのテイストについて解説します。
インテリアのテイスト例
インテリアのテイストを絞ると、統一感ある部屋をつくりやすくなります。
ここでは、インテリアのテイストや合わせたいアイテムを紹介します。
北欧風インテリア
北欧風インテリアは、洗練された雰囲気のなかに温もりを感じさせます。無機質な白壁の物件は、北欧風インテリアがマッチします。
北欧風インテリアのコツは、ナチュラルカラーでまとめることです。植物やフェイクグリーンなど、自然を感じさせるアイテムも活用しましょう。他にも、丸みを帯びた家具を取り入れる、毛足の長いラグを取り入れるなどすると、無機質な空間に温もりを添えられます。
インダストリアルインテリア
インダストリアルインテリアは、「工業的」な雰囲気が特徴です。インダストリアルインテリアには、木目の壁・暗い色のレザーソファ・アイアン製の家具・ヴィンテージ風の家具などが合います。
ただし、無骨なものを合わせすぎると、雰囲気が重くなるかもしれません。観葉植物のようなやわらかい雰囲気のものを取り入れると、バランスのよいインテリアになります。
ナチュラルインテリア
ナチュラルインテリアは、自然を感じさせるアイテムを活かした寛ぎやすいテイストです。
ナチュラルインテリアには、木目やファブリックの家具・リネンやコットンのような天然素材などが合います。色味としては、やわらかなナチュラルブラウンを取り入れましょう。
和モダンインテリア
和モダンインテリアとは、日本らしさのなかにモダン(現代風)がミックスされたテイストです。畳の部屋がある物件には、和モダンインテリアがおすすめです。和モダンインテリアのコツは、和と調和しやすいネイビーや深いグリーンを取り入れることです。
畳の部屋がない場合でも、置き畳・箪笥・ちゃぶ台またはちゃぶ台風のローテーブル・竹や籐など、和の趣がある家具を取り入れると、和モダンインテリアをつくれます。
西海岸風インテリア
西海岸風インテリアとは、海や夏を思わせるさわやかなテイストです。
西海岸風インテリアには、木目の家具・デニム素材のラグやクッション・水色や白といったマリンな色味・リゾート感のある写真やポスターなどが合います。また、ロースタイルのデザインを選ぶと、圧迫感のないゆったりした雰囲気に仕上がります。
引越し時のインテリア費用を抑えるには
家具をそろえるには費用がかかります。費用を抑えておしゃれな部屋をつくるコツを解説します。
中古やアウトレットでそろえる
中古やアウトレットを取り扱っている店舗を使うと、リーズナブルに家具を購入できるかもしれません。ただし、中古やアウトレットでは品ぞろえが限られます。迷っているうちに売れてしまう場合もあるので、早めに購入を決断しましょう。
また、中古やアウトレットの家具は、安くてもキズや汚れがある可能性があります。また、中古の場合はそれまでどう使われていたかわからないので衛生面にも注意が必要です。気になる人は、念入りに商品の状態をチェックしてください。
インテリア家具のレンタルサービスを利用する
近年では洋服や車だけでなく、インテリア家具のレンタルサービスも普及しています。引越しでは、賃貸住宅の敷金や礼金、引越し費用などでまとまったお金が必要です。予算の問題で、インテリアを諦める人は少なくありません。
レンタルサービスを利用すれば、一度に高額な費用を支払わずに済みます。インテリアの初期費用を抑えられると、予算に余裕がない人でも理想の部屋をつくれます。
まとめ
引越しはインテリアコーディネートを見直すチャンスです。インテリアのポイントは、動線と家具のサイズ感です。スマートフォンのアプリや自作の間取り図を使ってインテリアを考えましょう。
なお、引越し時に家具をお得にそろえるには、インテリア家具のレンタルサービスがおすすめです。
「ディノスの新品家具レンタルサービスflect(フレクト)」は、総合通販ディノスが運営する、50年間の家具販売・家具開発のノウハウを結集したレンタルサービスです。ディノスの新品家具約3,000点がレンタルでき、不要になった時点で返却が可能です(※)。
最大24ヶ月のレンタル期間終了時に返却か購入か選べます(購入の場合は追加料金なしで、そのまま自分のものにできます)。また、レンタルの総額が販売価格を上回ることはありません。引越しを検討している人は、お気軽にお申し込みください。
※返却時は所定の途中解約料金が発生します