炊飯器の内釜のコーティングは
剥がれても大丈夫?
有害?
原因・修理できるかも紹介!
リード文
炊飯器の内釜のコーティングは剥がれても大丈夫なのでしょうか?今回は、炊飯器の内釜のコーティングの剥がれの影響や、剥がれる・はげる〈原因・防止方法〉を紹介します。炊飯器の内釜のコーティングの剥がれは修理できるかも説明しますので、ぜひ参考にしてください。


象印 STAN. /スタン IH炊飯ジャー 5.5合炊き
多くの炊飯器の内釜には、ご飯のこびりつきをふせぐためにフッ素樹がコーティングされています。このコーティングは長く使っているうちに剥がれてしまうことがありますが、「剥がれたコーティングのかけらを口にすると、体に有害なのではないか」と心配する人も多いようです。また、コーティングが剥がれてきたら、買い替え時ではないかと考える人もいるでしょう。
炊飯器の内釜の剥がれたコーティングは有害なのか、コーティングが剥がれると炊飯器の性能に影響を与えるのかを解説します。不安や疑問を解消して、安心して炊飯器を使い続けましょう。
炊飯器の内釜のコーティングが剥がれた場合の影響
・人体に有害な影響はない
・炊飯性能に大きな影響はない
・ご飯は焦げて茶色に変色しやすくなる
・剥がれた場所が焦げで茶色に変色することがある
C剥がれた場所が焦げで茶色に変色することがある
炊飯器の内釜の外側のコーティングが
剥がれた場合も問題はない
@金属製のしゃもじ、たわしやざるを使う
Aしゃもじなどによる衝撃
B食器を釜の中でつけ置きする
C酢などの調味料
@お米に残った異物を取り除く
A泡立て器や金属製を入れて研がない
B炊飯ジャー以外で使用しない
A金属製のおたまなどを使わない
B叩いたりして強い衝撃を与えない
@調味料はすぐに洗う
A金属製のたわしやクレンザー・漂白剤などは使わない
B食器をつけ置きしない
炊飯器の内釜のコーティングの剥がれは修理できないので交換しよう
コーティングが剥がれた・壊れた炊飯器の内釜が役に立つ場合もある


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内釜がどの程度傷んだら、交換や買い替えを考えるとよいのでしょうか。少し傷ついたくらいでは、炊きあがりに直接影響するわけではないので、判断に迷うこともあるでしょう。しかし、コーティングが大きく剥がれてしまうと、ご飯が焦げてしまうこともあります。
目安として、次のような状態に一つでも当てはまるのであれば、交換や買い替えを検討したほうがよいでしょう。
炊飯器の剥がれた内釜を変えるべき状態
・コーティングの剥がれが内釜全体の半分以上に及んでいる
・ご飯が焦げやすくなり、毎回茶色に変色する
・内釜に深い傷や変形が生じている
・洗浄が困難になり、汚れや臭いが取れなくなった
炊飯器の寿命については、次の記事を参考にしてください。
炊飯器の寿命は何年?買い替え時期の目安・サインや長持ちさせる方法を紹介!
炊飯器の内釜のコーティングの剥がれを完全に防ぐのは難しい
内釜にコーティングのない炊飯器を選ぶ選択肢もある
内釜のコーティングの剥がれが気になるのなら、土鍋や調理なべでご飯を炊くのも一つの方法です。最近は、ご飯を炊ける電気調理なべも販売されています。
各メーカーがさまざまなコーティング方法を開発しており、傷つきにくさや剥がれにくさをうたっている商品があります。ただ、表面にはフッ素樹脂加工が施されている商品も多いので、フッ素樹脂加工を避けたいという人は、コーティング方法をよく確認しましょう。
注意が必要なのは、フッ素樹脂加工がなければ、ご飯が釜にこびりつきやすい点です。また、価格もやや高めのことが多いようです。フッ素樹脂加工があるかどうかだけでなく、使い勝手や洗いやすさも考えて、炊飯器を選びましょう。
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