魚焼きグリルにアルミホイルは
燃えるからダメ?
大丈夫?
正しい敷き方や注意点を紹介!
リード文
魚焼きグリルでアルミホイルを使えるのでしょうか?今回は、魚焼きグリルでのアルミホイルを使用するのはダメ・大丈夫なのかや、安全な〈使い方・敷き方〉と注意点を説明します。魚焼きグリルのアルミホイルを使った汚さない方法も紹介しますので参考にしてください。
@脂やタレの多い食材や料理では使ってはいけない
焼き網にアルミホイルを敷き、脂やタレが多い食材を乗せて加熱すると、脂が高温になり発火する危険があります。
脂がアルミホイルの上に溜まらないようにするには、あらかじめホイルに数カ所穴を開け、下にセットした受け皿に脂を落とすなどの工夫が必要です。脂を下に落としてアルミホイル上に溜まらないようにすれば、燃えるリスクは大幅に減らせます。
引火しやすい食べ物
・サンマ
・サバ
・鶏皮
脂が多く出る食材(「鶏皮」や「脂がのったさんま」など)をグリルで焼く際に、グリル焼網の上や下(受け皿の上)にアルミ箔を敷いてしまうと、アルミ箔の上にたまった食材の脂が発火したり、飛び散った脂に引火したりするおそれがあります。安全機能が働く前に発火する場合もあるので注意が必要です。グリル庫内に入れるものは必ず取扱説明書で条件を確認し、機器指定以外のものは入れないようにしましょう。 |
A水なしの魚焼きグリルの受け皿にアルミホイルを敷いてはいけない
B魚焼きグリルの排気口を塞がない
Cコンロの下に可燃物を敷かない
D魚焼きグリルの取扱説明書を確認する
A包み焼き・ホイル焼きでの正しい使い方
(参考画像)
包み焼きは食材をアルミホイルで完全に包み込んで加熱する調理方法です。両面焼きの魚焼きグリルは上下から加熱できるので、短時間でおいしく仕上がります。ただし、食材をアルミホイルで完全に包むと蒸し調理になり、焼き目を付けることはできません。アルミホイルで食材を全て覆わず、かぶせる程度にすれば、水分を保ちながら焼き目も付けられます。
一方、ホイル焼きはアルミホイルを皿のようにして魚焼きグリルに敷き、食材を焼く調理法です。ホイルの縁を折って皿状にするなど敷き方を工夫すると油分やタレがこぼれず、後片付けを簡単に済ませられます。
包み焼き・ホイル焼きのポイント
・両面焼きグリルで包み焼きを作る場合は食材の上にアルミホイルをかぶせる程度にする
・アルミホイルをかぶせる程度にするとジューシーさと香ばしさが生まれる
・ホイルに数ヶ所穴を開けて余分な蒸気を逃がす
・ホイル焼きはアルミホイルの縁を軽く折り曲げて皿状にする
Q.1 魚焼きグリルでアルミホイルを使う以外に汚さない方法はある?
Q.2 魚焼きグリルでアルミホイルの代用でクッキングシートは使える?
キッチン用品・調理器具コラム