銅鍋のデメリットは?
中毒の可能性があり危険?
メリットも紹介!
銅鍋は銅の中毒の可能性があり危険で体に悪いというのは本当なのでしょうか?今回は、銅鍋が危険かどうかやメリット・デメリットを、長持ちさせる使い方とともに解説します。銅鍋の後悔しない選び方やおすすめ商品も紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。
銅鍋に関する不安は、銅のサビである「緑青」に関する誤解がほとんどです。以前は緑青には毒があるとされ、昭和の時代までは小学校などでも「緑青は有毒」と教えられてきました。しかし、一般社団法人日本銅センター(JCDA)が東京大学医学部に依頼して行った調査の結果、人体への影響はほとんどないことが確認されました。JCDAは、金属会社などでつくる銅に関する研究や正しい知識の普及に取り組んでいる団体です。
東大の実験については次のように紹介されています。
| 実験ではマウスを2つのグループに分け、緑青の主成分をそれぞれ400ppm、1000ppm含む飼料を寿命である約2年半の間与え続け、成長具合や生殖への影響、臓器への銅の蓄積などを調べました。 双方のグループ共に、成長率、生存率、妊娠・出産などへの障害はなく、銅添加の影響はまったく観察されませんでした。ただ1000ppm群では、肝臓への銅の蓄積が見られ、軽い肝臓の線維化が認められました。400ppm群では銅の蓄積は見られず、このくらいの濃度では、吸収や排泄の段階における調整機能が働き、体内の銅レベルを一定に保つ作用が十分にはたらいていると考えられます。 緑青に害があるか、ないかは量に関係します。400ppmという濃度は、食品の中でも銅を多く含むレバーやナッツなどのなんと、50〜100倍の銅含有量です。 1000ppmともなれば、日常では考えられないような高濃度となります。つまり日常では緑青や銅による害は無いと考えても大丈夫なのです。 |
銅は人にとって必要な栄養素の一つであり、ウイルスに対して殺菌作用を持つのが特徴です。JCDAでもインフルエンザウイルスや病原性大腸菌O-157などへの効果を調べる実験等をおこなっており、一定の効果が認められています。
| 日本銅センターは旧厚生省の指定検査機関(財)東京顕微鏡院に対しO157への銅の抗菌力効果の確認検査を依頼したところ「極めて高い抗菌効果が認められた」という結果が得られました。 実験は、シャーレの中にO157の菌を含んだ寒天をいれ、その上に3cm角の銅板、黄銅板を置いて菌を培養し、観察する方法で行われました。その結果、銅板、黄銅板のまわりでは菌の繁殖がくい止められ、真下では菌がまったく発育しませんでした。 |
人数に合わないサイズの鍋は使いにくくなるので、銅鍋は家族構成や調理量を基準に選びます。1人分の調理が中心であれば、14cmから16cmの片手鍋と18cmから20cmの鍋があると良いでしょう。2人分の場合は16cm程度の片手鍋に加え、20cmから22cmのサイズの両手鍋を用意すると、汁物から煮込み料理まで調理できます。
3人以上の家庭では18cm前後の片手鍋に加え、22cmから24cmの両手鍋を揃えると良いでしょう。4人分以上になると、小さめと大きめの鍋を使い分けるほうが効率的で、24cm以上の鍋はまとめ調理や作り置きに役立ちます。5人以上の家庭や調理量が多い場合は、22cmと26cm以上の大きめの両手鍋を用意しましょう。
鍋のサイズについては次の記事を参考にしてください。
鍋のサイズ・大きさは? 2人・4人など人数別やカレーなど 料理別にも紹介!