コースターとは?
意味・役割や使い道は?
素材別の特徴や選び方も紹介!
コースターとは何か知っていますか?コップの下に敷く意味や役割は何なのでしょうか?今回は、コースターの意味や役割を〈素材・使い道・おしゃれな使い方〉に分けて詳しく解説します。アクリルコースターや英語での表現、おすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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コルク素材のコースターは、コルク樫の樹皮を砕いて圧縮成型したものです。表面には無数の微細な気泡があり、この構造が断熱性を生み出すとともに、水分の浸透を抑えてくれます。また、コルク表面の小さい凹凸により摩擦係数が高く、滑りにくい構造が特徴です。
天然素材ならではの柔らかな質感と木目が際立ち、置くだけでテーブルが落ち着いた雰囲気になります。ただし、強い摩擦や衝撃には弱いため、寿命は1年程度と短めです。使用後は直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しすると長持ちします。洗う際は食洗機の使用を避け、乾いた布で軽く拭く程度で十分です。
コルク素材の特徴
・グラスが滑りにくい
・飲み物の温度変化を抑える
・水滴をはじく
コルク素材の使い方のポイント
メリット
・温かみのあるナチュラルな印象になる
・乾きやすく手入れが楽
デメリット
・端がちぎれやすい
・使用期間が短い


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珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の殻が化石化して堆積したものを指します。珪藻土の表面には無数の微細な穴が開いており、この構造が水分を素早く吸収して放出する仕組みです。穴の内部に湿気がこもりにくいため、カビや雑菌が繁殖しにくく、嫌な臭いが発生しにくいのが特徴です。
珪藻土のコースターを水滴の多い冷たい飲み物に使うと、吸水後も表面が乾いた状態を保てます。素朴でシンプルなデザインが多く、木目を基調とした部屋やモダンなキッチンにも合うでしょう。一方で、珪藻土には水だけを吸って乾かす性質があるため、色の濃い飲み物が付着すると跡が残りやすくなります。また、衝撃に弱く、勢いよくカップを置くと割れるおそれがあります。
珪藻土素材の特徴
・高い吸水力で水滴を素早く吸収する
・速乾性がある
・カビや雑菌の抑制、脱臭機能がある
珪藻土素材の使い方のポイント
メリット
・グラスの結露が多いときに使う
・ナチュラル、モダンテイストと合わせやすい
デメリット
・色付きの飲み物への使用は向かない
・落とすと割れる可能性がある
・デザインが少ない


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紙素材のコースターは適度に厚みがあり、紙の繊維が水分を素早く取り込むため、吸水性に優れています。汚れを気にせず使用後にそのまま捨てられることから、飲食店では紙のコースターが広く採用されています。また、表面にインクがのりやすく、プリンターでデザインを印刷してオリジナルコースターを作れるのも特徴です。
紙素材のコースターはコストが低く、軽くてかさばらないためストックにも適しています。ただし、水に濡れると反りやすく、汚れも染み込みやすいため、衛生面を考えて繰り返しの使用は控えましょう。
紙素材の特徴
・高い吸水性がある
・使い捨て
・印刷しやすい
紙素材の使い方のポイント
メリット
・安価でストックしやすい
・汚れたら交換するだけなので手入れの手間がかからない
デメリット
・繰り返しの使用には向かない
・水分を吸うとコースターの形が崩れる


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布素材のコースターは、綿やリネンなどさまざまな繊維で作られています。繰り返し洗うことで繊維がほぐれて柔らかくなり、吸水性が向上する点も特徴です。デニムやレザー素材は、使い込むほどに風合いが増す経年変化を楽しめます。
布は他の素材よりも色やデザインが豊富で、好みのコースターを見つけやすいでしょう。吸水性は高いものの、水滴などで濡れたまま放置すると臭いの原因になるため、使用後はしっかり乾燥させてください。醤油などの色が濃いものが付くとシミになりやすいため、使用時には注意が必要です。
布素材の特徴
・柔らかな質感
・洗えて繰り返し使える
・使い込むほど生地に味が出る
布素材の使い方のポイント
メリット
・カラーバリエーションが豊富で好みのデザインを選べる
デメリット
・臭いが付きやすい
・シミが残りやすい
フェルト素材のコースターは、羊毛やポリエステルなどの繊維を圧縮した不織布が原料です。起毛した繊維が空気を含むため保温性に優れ、圧縮された繊維の厚みがクッションとなってコップを安定させます。テーブルに置いた際の音を軽減してくれるのもメリットです。
ホットドリンクの下に敷けば、温かいままの状態で楽しめるでしょう。ただし、摩擦を繰り返すと毛玉ができやすく、毛が抜けて生地が薄くなる場合があります。強い力で引っ張ると変形しやすいため、取り扱いには注意してください。ウォッシャブルタイプであっても洗濯機の使用は避け、優しく手洗いをしたあとに形を整えて乾燥させましょう。
フェルト素材の特徴
・高い保温性がある
・厚みのあるクッション性でコップを安定させる
・テーブルに触れた際の音を和らげる
フェルト素材の使い方のポイント
メリット
・温かい飲み物を置く際に使う
・柔らかく温かみのある印象になる
デメリット
・強く引っ張ってはいけない
・洗濯すると生地が縮む
木製素材のコースターは、天然木の色味や木目を生かしたナチュラルなものや、木彫りのものなどがあり、デザイン性の高さが特徴です。木の繊維は空気を多く含む構造のため、断熱性に優れています。木製素材は、使い続けることで表面に独特の艶が出て、経年変化を楽しめるのも魅力です。
天然木は種類ごとに異なる表情を持ち、和洋どちらのインテリアにも馴染むでしょう。温かい飲み物を置く際に使うと、テーブルに熱が伝わるのを抑えられます。ただし、木製素材は吸水性が低く、乾燥にも時間がかかります。放置するとカビが発生しやすいため、付着した水分は早めに拭き取り、風通しの良い場所で十分に乾燥させてください。
木製素材の特徴
・デザイン性が高いものが多い
・断熱性に優れている
・長く使うほど味わいが出る
木製素材の使い方のポイント
メリット
・ナチュラルな見た目がどのようなインテリアにも馴染む
・温かい飲み物を置くときに適している
デメリット
・水滴を十分に吸収しにくい
・水分が残るとカビが発生する原因になる
竹に含まれる天然成分には、菌の繁殖を抑えたり臭いを分解したりする作用があり、衛生面に優れています。また、竹は密度が高く繊維が強いため、軽さと丈夫さを兼ね備えている点も特徴です。日本人になじみのある竹は和食器との相性も良く、食卓が落ち着いた雰囲気になります。竹素材は耐久性に優れており、繰り返し長く使えます。
ただし、竹は細い繊維が何層にも積み重なった構造で、湿気を吸収しやすく吸収した水分を逃がしにくい性質があるため、カビの発生に注意してください。また、外気の影響を受けやすく、保存環境によっては反りや変形が生じる場合があります。
竹製素材の特徴
・抗菌性と脱臭性に優れている
・軽くて丈夫
竹製素材の使い方のポイント
メリット
・和のテイストと相性が良い
・繰り返し使用できる
デメリット
・環境によって変形する可能性がある
・カビが発生しやすい
シリコン製コースターは約200〜250度の熱に耐えられ、水や油、紫外線の影響も受けにくいため、長期間使っても劣化しにくいのが特徴です。弾力があって衝撃を受けても割れにくく、温かい飲み物を置く際にも適しています。
シリコン製品の多くは食洗機に対応していますが、プリント柄が入っている場合は色落ちや剥げが生じやすいため、手洗いすると長持ちします。一方で吸水性は低く、結露が多く出る冷たい飲み物には向きません。また、シリコン表面の細かな凹凸にほこりや汚れが入り込みやすいため、定期的な洗浄が必要です。
シリコン素材の特徴
・耐熱性が非常に高い
・耐久性が高く長持ちする
・手入れが簡単にできる
シリコン素材の使い方のポイント
メリット
・温かい飲み物のときに使う
・耐久性が高く落としても割れない
デメリット
・結露の水滴を吸い取れない
・ホコリが付きやすい
金属素材のコースターは、ステンレスや真鍮などの金属を加工して作られたものです。金属コースターの多くは錆びない加工が施されており、長期間使い続けても美しい光沢を維持します。金属製のコースターは無駄のない洗練されたデザインが多く、なめらかな質感が上品な輝きを放ちます。手入れの際は優しく洗った後、水気をよく拭き取ってから乾燥させてください。
水気が残ったまま放置すると、黒ずみや斑点が生じる原因となるため注意が必要です。手入れのときに金属タワシや粗いクレンザーを使うと表面を傷つけてしまうため、柔らかいスポンジで洗いましょう。吸水性はないため、結露の多い飲み物には不向きです。
金属素材の特徴
・美しい光沢がある
・錆びにくい加工がされている
・適度な重さがありコースター自体がずれにくい
金属素材の使い方のポイント
メリット
・手入れが楽
・高級感が出せる
デメリット
・他の素材に比べて価格が高い
・水滴がそのまま残る
アクリル素材のコースターは透明度が高く、テーブルの素材や色を生かしながら使えます。衝撃に強く、万が一落としても割れにくいのが特徴です。軽量で耐水性にも優れており、水や汚れを拭き取るだけで清潔に保てます。フルカラー印刷が可能なため、写真やイラストなどでデザインするのもよいでしょう。
ただし、熱には弱いため、高温の環境や急激な温度変化により変形や変色が生じるおそれがあります。また、長時間の直射日光や強い紫外線にさらされると、黄ばみや色褪せが起こる場合があります。
アクリル素材の特徴
・透明度が高い
・軽量で割れにくい
・水や汚れが落ちやすい
アクリル素材の使い方のポイント
メリット
・透明感のあるデザインがどんなテーブルにも馴染む
・カスタマイズ性が高くオリジナルデザインを作れる
デメリット
・熱い飲み物には使えない
・経年劣化で変色が起こる