箸の種類や名前は?
用途・形・素材は?
丁六箸や高級な木材・
塗装についても紹介!
リード文
箸の種類を知っていますか?今回は、箸の種類・名前を〈用途・素材・形状〉別に紹介します。〈利休箸・天削箸・元禄箸・丁六箸〉などの箸の種類についても解説しますので参考にしてください。自分に合った箸を見つけて使ってみましょう。
B元禄箸
E竹割箸
@菜箸
@取り箸
(参考画像)
盛り付けられた料理を、それぞれの器に分けるときに使う箸を取り箸と呼び、用途に応じて3種類のタイプがあります。本膳料理や懐石料理では、料理がすでに1人分ずつ盛り付けられているため、正式な場では取り箸は使いません。しかし、家庭で来客に料理を分ける際や、鍋料理などでは取り箸が役立ちます。
また、自分の箸でそのまま料理を取り分ける行為は「直箸」(じかばし)と呼ばれ、正式な日本料理の席では避けるべきマナーです。自分が口にした箸で他人の料理を取り分けるのは、衛生的ではないので、できるだけ取り箸を使ったほうが良いでしょう。
取り箸の種類
・中節:箸の中央付近に竹の節が残っているタイプ
・止め箸:箸の持ち手側に節があり、握りやすく加工されたタイプ
・両細:両端が細く削られ、節がないタイプ
A菓子箸
A夫婦箸
@木製
(参考画像)
箸の素材となる木の種類にはいくつかあります。よく使われる黒檀(こくたん)はインドやスリランカで採れる黒い木で、黒檀を加工して使った箸は硬く丈夫なのが特徴です。紫檀(したん)も東南アジアなどに分布する種類の木で、黒檀よりも赤みがあります。黒檀も紫檀も、木目が非常に美しく、上品な色合いと質感があり、仏壇などに使われます。また、フィリピンやパプア・ニューギニアなどで産出されるマラスも、耐久性があり建築資材として使われる木です。箸の素材にも適しており、現在は最も多く用いられています。
スギも箸の素材としてよく使われており、軽量で持ちやすいため子供でも扱いやすいのが特徴です。
箸に使われる木の種類
・黒檀
・紫檀
・マラス
・スギ
A竹製
B漆塗り
D金属製
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