「インテリアの流行とともに、私自身の好みも年々変わっていますが、今いちばん気になるのはメタルっぽいステンレス製のアイテムです」と語る瀧本さん。 ナチュラルな木製家具とも相性がよく、空間を彩るアクセントになるのがステンレス製のアイテムだそう。今回セレクトしたワゴンは、キッチン横に置いて使用することが多いものですが、インテリアのひとつとして役立てているのが瀧本さん流です。

「このワゴンのキャスター、普通は黒いゴム製のタイヤがついていると思うんですが、これは半透明になっていて、こだわりが感じられますよね。もう、『なんてオシャレなの！』とひと目惚れしました」。 サイドワゴンとしても活躍していますが、瀧本さんは実用性よりインテリアのひとつとして役立てているようです。 「絶対に必要なものではないから、いわゆる“遊び心”でしょうか。夫婦2人で暮らす空間のアクセントになり、夫も“これ、いいね”と会話が弾みます。

低めのレンジ台をずっと使用していた瀧本さん。 「ロータイプなのに後ろの窓を中途半端にふさいでいて、圧迫感があるのが気になっていました」と、今回思いきってステンレス製の大型レンジラックに替えました。 「高さがあるから収納力もアップ。オーブンレンジも腰をかがめることなく使えるようになったので、グンと使いやすくなりました」。 後ろの窓から差す光もお気に入りで、「今まで使っていたオーブンレンジの古さが気になり、思いきって新しいオーブンレンジに買い替えちゃいました（笑）」。

撮影／林 紘輝（扶桑社）　取材・文／飯田由美（BEAM）