夢二の代表作である「千代紙 いちご」のモダンなデザインが印象的な表紙の3年日記。
最初の見開きには大きな1枚絵が。奥行きのある青空が広がる、情感的なアートが楽しめます。
各月の書き込みページには、テキスタイルのようなモダンなデザインをベースに、美人画がレイアウトされ、モダンな夢二デザインと美人画が同時に楽しめます。
12ヶ月分の美人画の説明文が記載されたページもあり、当時の髪型や着物の柄、ファッションについてなど、夢二の作品をより詳しく知ることができます。
巻頭には、スケジュールページ、巻末にはメモページがついています。
竹久夢二は・・・
大正ロマンを代表する詩人画家で、イラストレーター、デザイナー、文筆家としても活動し、心の詩を総合芸術で表現したマルチアーティストの先駆けといえる存在です。
日本の伝統美や情緒を礎にしながら大正ロマンの雰囲気が色濃く漂う郷愁の想いがこもった夢二の叙情的な世界は、没後80年を経た今もなお、多くの人々を魅了しています。