天然素材と異素材を組み合わせてスタイリッシュに

フロント一面のセンダン材と周囲のブラックが演出するドラマティックなコントラスト。 左引き出し上部に設けた赤外線受光のためのアクリル板が、アシンメトリーなアクセントになっています。 収納性、使い勝手などスペックも充実

国産早生樹センダンの家具を使うことでSDGsに貢献

ご自宅にセンダンの家具を置くことで林業に携わる人、家具をつくり提案する人、使う人がつながり山を守るサステナブルなサイクルが回り始めます。

国産材センダンを家具に使う３つの理由

国産材でできた日本の家具は実は少ないという現実。
日本の家具業界は輸入材への依存度がとても高いのが現状です。輸入材は調達しやすく家具に適した硬さで加工性に優れ木目が美しい樹種が多く利用しやすいのがその理由です。ところが、新型コロナウィルス感染症や世界情勢の影響で木材の輸入が滞るウッドショック、さらに円安等で価格高騰に見舞われ輸入材の供給は不足しています。

（１）15年〜20年で活用できて強度があり家具に向いている国産の広葉樹。
センダンは広葉樹でありながら成長が早く針葉樹の杉・檜と比べて1/3の早さで伐採できます。針葉樹と比較しても十分な強度があるため家具の材料にも向いています。

（２）地域の林業や周辺の産業の活性化につながる。
林業従事者の世代を跨がず伐採でき林業のサイクルを早めることで活性化につながります。植樹を行い活用を進めることで日本の林業活性化への貢献も期待されています。

（３）CO2削減や山を守ることに寄与するサステナブルな木
センダンはCO2の吸収量が多くセンダンを植樹し活用することで地球温暖化対策にも期待できます。また定期的に伐採と植林をすることで山の手入れが行き届き自然災害の軽減にもつながります。

魅力あふれる次世代の国産材をまずはディノス家具で

近年ウッドショックにより良質な木材を安定的に入手することが困難になってきています。特にセンダンは現在、天然の自生木しかありません。木材市場への供給量が少ない非常に希少な木材です。そのため一般家庭向け家具の大量生産が難しくあまり馴染みのないセンダン家具ですが公官庁や企業のショールーム、注文住宅などの建具や1点モノの家具として最近多く使われはじめてきました。
天然モノのセンダンは育った環境により木目、節、色見が一つ一つ異なります。それも個性として廃棄せずに出来る限り材料を無駄なく使用した環境へ配慮したテレビ台に仕上げました。

ディノスがいまできること

（１）植樹活動に参加
センダンを積極的に活用し持続可能なサイクルを構築するため、「うえる、つくる、つなげる」をキーワードに、日本有数の家具の産地である福岡県大川市の協同組合福岡・大川家具工業会が携わるセンダンの植樹活動に参加しています。

（２）国産材の価値をつたえる
「山を守り、未来へとつなぐ」をテーマとして、国産早生樹センダンにスポットを当てたサステナブルなモノづくりに取り組みカタログやWEBを通して世の中に国産材の現状や価値を広めていきます。

（３）お客様へ届ける
ディノスではこれまで10年以上にわたり国産の杉やひのきの無垢集成材を活用した家具をお客様に提供してきました。今後も継続的に森林循環や林業活動を活性化する試みにも積極的に関わりながらお客様のライフスタイルに寄り添った安心安全で愛着を持って長く使えてSDGs（持続可能な開発目標）につながる国産材の家具をお届けしたいと考えます。