一般家庭の中でダイニングテーブルは、食卓の時間以外でも、仕事机、子供たちの学習スペース、
趣味の手作業を行うアトリエデスクと、時間によって役割が変わる活躍頻度の高い場所です。
本来の食卓としての役割への切り替えスイッチツールとしておすすめなのが『テーブルクロス』。
そこで、インテリアコーディネーターの伊吹絵理さんに、お洒落で楽しいクロス使いのハウツーを教えてもらいました。
Photo: Fumi Kikuchi Styling: Mari Nagasaka Text:Jun Makiguchi
テーブルクロスがあるだけで
空間のムードが一変!
1)テーマを決める_テキスト_sp
インテリアコーディネートの手法として、空間の印象を変えたり、部屋の統一感を出すためによく使われるものがファブリック。だからダイニングルームの印象は、ダイニングテーブルのファブリック(=テーブルクロス)で大きく変わります。「クロスを使う時は、テーマを決めるとスタイリングも楽しくなりますよ」。写真のコーディネートは、ホテルライクをテーマに、身近な非日常空間を再現しました。ここで紹介している『はっ水加工テーブルクロス ストーム』のシルバーは、和洋を選ばずマルチに使えるので最初の1枚におすすめです。清潔感のある白のスタイリングで、差し色の緑と黄色は、フルーツとテーブルフラワーで、緑と黄色の差し色が加わり、モダンでシックな食卓に。
2)ちょっとしたサプライズを意識する_テキスト_sp
秋から冬にかけて登場回数が増えるお鍋。パートナーとのいつもの食卓でそんなおなじみの献立でも、テーブルクロスを敷くだけで、思わず「おっ」との驚きが漏れる、スペシャルな食卓が生まれます。いつもと同じ素材とスタイリングなのに、特別感が叶うから不思議です。そして何より、そんなちょっとしたサプライズを用意することで“幸福感”は高まるはず。「そんなちょっとした楽しみが、生活の中にいっぱいちりばめられたら嬉しいですよね」。ここでは、ウッドの家具や、「きのこ鍋」という温かみあるメニューとなじみの良い、落ち着いた『はっ水加工テーブルクロス ストーム』のゴールドをチョイス。自分で取り分けるスタイルの食事は特に、ハネやヨゴレも気になりますが、この色、この柄なら目立ちません。はっ水加工でヨゴレもつきにくく、自宅で洗濯が可能な点も魅力です。
3)とことん自分の好みで選ぶ_テキスト_sp
「私の夕食は、基本リラックスした “my time(ひとり時間)”。それでも、ちょっと良いことがあったり、仕事が一段落した時には、テーブルクロスの登場です」。そんな時は、好みの色や柄、テクスチャーで選んだクロスの上に、お気に入りの食器を並べるのが伊吹流。自分が好んで手にした物は、一見バラバラに思えても、色やトーンなど、どこか似た部分があり不思議となじむもの。それらを並べて、愛でるのも楽しいし、自分発見の時間にもなるとか。「グリーンは私が一番好きな色。『はっ水加工テーブルクロス シャンティ』のグリーンを使って、自分好みのコーディネートをしてみました。はっ水加工なのにゴワゴワしないナチュラルな風合いも私好みです」。
4)効かせたい色にこだわる_テキスト_sp
人を招く時のテーブルって難しく考えがちですが、伊吹さんは「食器棚を見ると、好きな色が並んでいませんか?ならば、同じカラーの食器を集めて、色を効かせるコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょう。そしてテーブルクロスを敷けば、おもてなしテーブルの完成です」。『はっ水加工テーブルクロス シャンティ』のシルバーは、つやのあるジャカード素材でモダンな印象で高級感もたっぷり。モノトーンの中に、鮮やかな色を入れると互いが際立ち華やかに。「ブルーの食器を使っていますが、オレンジでもイエローでも、お好きな色でOK。テーブルクロスは、素材やタイプの違う器を組み合わせてもトーンをまとめてくれます」。ドレスコードを決めるなどして、お家でお出かけ気分を楽しんでみては。
パリ風の上品なくすみカラーとレースが魅力の麻混のテーブルクロス。
≪150×150cm≫ はっ水加工 刺しゅうのテーブルクロス
¥9,900
イギリスの森のブルーベル柄を、大人かわいいデザインで表現したテーブルクロス。
はっ水加工テーブルクロス ブルーベル【円形 径150cm】
¥11,000
パリ風の上品なくすみカラーとレースが魅力の麻混素材のテーブルクロス。
はっ水加工 刺しゅうのテーブルクロス【円形 径150cm】
¥12,100
伸びやかに育った葉をデザインし、はっ水加工を施したスペイン製テーブルクロス。
スペイン製テーブルクロス リーフ柄 円形150cm
¥8,580
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