お漏らし布団の洗い方は?
洗えない敷布団や
時間がたったシミも紹介!
布団にお漏らしをされたとき、どう対処すればよいか知っていますか?今回は、おねしょで濡れた布団の応急処置から、洗い方や洗えない敷布団の対処法まで説明します。時間がたったシミや臭いの取り方、乾かし方や再発を防ぐための予防策も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
洗濯機メーカーが洗えるものとして挙げているのは毛布や掛け布団で、敷布団は対象外となっているケースが一般的です。洗濯桶の記号にある数字は洗える上限の温度を示し、40なら40℃まで洗濯機で洗えます。ネットとキャップのどちらが必要かは機種によって異なるため、取扱説明書で確かめてください。標準の設定で回すと、布団だけでなく洗濯機本体も傷める原因になります。
洗濯機で洗う手順
1.目立つ汚れは先に部分洗いをしておく
2.標準コースではなく毛布コースを選ぶ
3.1枚ずつ洗う
洗濯機に入らない布団の洗い方については、次の記事を参考にしてください。
布団が洗濯機に入らない時の対処法は?風呂場での洗い方やコインランドリーの活用術を紹介!
店に持ち込む前に、尿の水分をしっかり拭き取っておきます。何も巻かずに投入すると中綿が偏り、生地に穴が開くこともあるため、掛け布団はネット、敷布団は専用バンドと使い分けが必要です。敷布団は三つ折りにしてバンドで固定すると、中綿がヨレにくくなります。敷布団は水を含むとふくらむので、余裕のある大型機を選んでください。
羊毛は縮み、ウレタンは劣化するため持ち込まないようにしましょう。綿わたは事業者によって扱いが分かれるので、持ち込む前に店の表示を確かめてください。
敷布団をコインランドリーで洗う方法については、次の記事を参考にしてください。
敷布団をコインランドリーで洗う方法!乾燥時間やメリットも紹介!
洗う前に確かめるのは、キルティング加工の有無と洗濯表示の2点です。キルティングは中材が動かないよう生地ごと縫い付けたもので、これがないと洗ったときに中身が偏ってしまいます。
表面が縫われていても内部まで縫い目が届いていない製品もあります。真ん中の生地をつまんで持ち上げたとき、中身ごと持ち上がれば内部まで縫われていて、表の生地だけが持ち上がるなら内部まで届いていません。洗濯桶に×が付いていれば、家庭でもコインランドリーでも洗えません。確かめずに洗うと、加工が傷み、羽毛が固まってしまうことがあります。
羽毛布団を洗ったあとの手当てについては、次の記事を参考にしてください。
羽毛布団の洗濯で失敗!ぺちゃんこ・ダマからの復活方法と正しい洗い方を紹介!
たんぱく質や脂質の多い汚れに、酸性のクエン酸は向きません。黄色いシミが残ったら、酸素系漂白剤に切り替えます。粉末タイプは毛や絹に使えませんが、液体タイプなら使用できる場合があります。製品側の表示も確かめてください。
布団の洗濯表示を確認し、目立たない部分で試します。5分ほどで変色するものや、白い布を当てて色が移るものには使いません。使ったあとはBと同じ要領で水拭きし、薬剤を残さないでください。
クエン酸のような酸性のものと、塩素系の漂白剤やカビ取り剤は一緒に使わないでください。有害な塩素ガスが発生して危険です。作業中は換気をしてください。
布団のにおいを消す方法については、次の記事を参考にしてください。
布団が臭い!どうしたらいい?臭い消しの方法や対策を原因別に紹介!
片側だけで干すのを終えると、内部の湿気が十分に抜けません。途中で裏返して、両面に風と日差しを当ててください。干すのは湿気の少ない時間帯が適しています。早朝は空気に水分が多く乾燥には向きません。
ただし素材によっては直射日光に当てられません。ウレタンは紫外線に弱く、濡れた場合でも天日干しを避けて日陰で乾かします。羽毛は直射日光で側生地が傷むため、カバーを付けたまま短時間で干すのが基本です。
丸洗いした厚手の布団は、乾くまでに2日以上かかることもあります。取り込んだあとは布団たたきで強く叩かず、表面を軽くなでる程度にとどめましょう。
天日干しの効果については、次の記事を参考にしてください。
布団を干すのは意味ない?天日干しの効果や干さないとどうなるかを紹介!
外に干せない雨の日は、部屋の中に空気の通り道をつくります。換気扇を回したうえでサーキュレーターや扇風機を当てると、水分が効率よく蒸発します。首振り機能を使って布団全体に風を行き渡らせてください。室内の湿度が高いままだと湿りは抜けないため、エアコンのドライ機能も活用します。
ドライヤーを使うなら冷風にします。温風は繊維を傷めるうえ火事の原因にもなるため、使用を避けてください。汚れが残ったまま熱を当てると、成分が変質して落ちにくくなります。乾かすのは汚れを落としたあとにしましょう。
室内で干す場所の作り方については、次の記事を参考にしてください。
布団の室内干しアイデア8選!干す場所がない時の部屋干しのやり方を紹介!
洗ってもクリーニングに出しても状態が改善しないなら、布団そのものが寿命を迎えている可能性があります。買い替えの判断は使ってきた年数ではなく、現在の布団の状態を見て行いましょう。
カビのようなにおいが続き、手入れを繰り返しても改善しないときは、汚れやカビが中材まで達しているおそれがあります。日に干してもふくらみが戻らなくなり、詰め物が偏ってきたら買い替えを考えるタイミングです。敷布団なら、中央がへこんできた状態も目安となります。綿や羽毛の布団は、買い替える前に打ち直しで中身を再生できる場合もあります。
買い替えの時期の目安については、次の記事を参考にしてください。
【素材別】布団の寿命は何年?買い替え時期の目安と長持ちする使い方を紹介!
防水シーツを選ぶときに重視したいのは、どこまで覆えるかです。裏面に防水加工が施され、水分がしみ込むのを防ぐ構造が基本で、側面まで同じ加工がされたものなら寝返りによる横からの漏れにも対応できます。寝具全体を覆うタイプは全面防水と呼ばれるつくりです。
四隅をゴムでとめるだけのものは、寝相でめくれてしまうことがあります。ただし防水加工があっても完全防水ではない旨を明記している製品が多いため過信は禁物です。家庭で洗えるかどうかは製品ごとに違うので、買う前に洗濯表示を確かめてください。
防水シーツの洗い方については、次の記事を参考にしてください。
防水シーツの洗い方!洗濯機で壊れる原因や乾燥機・脱水のコツを紹介!
水を通さない生地は水蒸気も通しにくいため、内側に熱や湿気がこもりやすくなります。これを補う構造が透湿防水で、水滴を通さずに水蒸気だけを外へ逃がす仕組みです。膜にはポリウレタンがよく使われますが、透湿できる許容量を超えて汗をかくと内側で結露が生じる場合もあります。
透湿防水加工が施されたシーツなら、体の熱や汗による水蒸気を効率よく外へ逃がしてくれます。肌に触れる面が吸水する素材なら、もれた分を素早く吸い取って寝具への汚れの広がりを防ぎやすくなります。ポリウレタンの膜は年月とともに劣化するため、定期的に買い替える消耗品として捉えておきましょう。
布団カバーの洗い方については、次の記事を参考にしてください。
布団カバーの洗い方は?洗濯頻度やコースは?ネットなしはNGかも紹介!
洗濯機で丸洗いできる敷きパッドをいちばん上に重ねておくと、汚れた際もパッドを洗うだけで済み、お手入れの手間を大幅に減らせます。中わたの入った敷きパッドは寝汗や湿気を吸い、下の寝具を守ります。
重ねる順番は、下から敷布団、防水シーツ、シーツ、いちばん上が敷きパッドです。防水シーツのごわつきや肌触りが気になるときは、その上に綿のシーツを重ねてください。ただし厚みがあって洗濯機に入らない製品もあり、乾くのに時間が必要です。重ねる枚数が増えるほど、洗って干す手間とスペースも必要になる点を考慮して選びましょう。
敷きパッドとシーツの使い分けについては、次の記事を参考にしてください。
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