マットレスの正しい使い方!
敷布団とどっちが上?
敷き方や順番も紹介!
マットレスの正しい使い方を知っていますか?敷布団と一緒に使ってもよいのか、など使い方がよくわからないという人も多いでしょう。マットレスの敷き方や上に敷くものの順番、長持ちさせる使い方などを解説します。マットレスの裏表の見分け方や手入れの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
三つ折りや折りたたみタイプなどの薄型マットレスには、床に直接敷いて使える製品もありますが、すべてのマットレスが直置きに対応しているわけではありません。特に厚みのあるベッド用マットレスの中には、ベッドフレームの上で使うことを前提としている製品があります。取扱説明書などを確認しましょう。
フローリングや畳にマットレスを直置きすると、寝ている間に発生した湿気が床との間にこもりやすくなります。敷きっぱなしにしていると、マットレスの裏面や床にカビが発生する原因になるので注意が必要です。直置きする場合は、すのこや除湿シートを利用するほか、定期的にマットレスを立てかけて底面を乾燥させます。すのこを敷いても、それだけで湿気を完全に防げるわけではないので、換気や乾燥も行いましょう。三つ折りや折りたたみタイプの製品は、使わないときに折りたたんだり立てかけたりできるため、干して乾かすときに楽です。
直置きの湿気対策については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの直置きは可能?デメリットと10の対策をわかりやすく解説


綿100%生地のダニゼロック布団 敷きパッド
| 敷く位置(下から) | アイテム | 主な役割 |
|---|---|---|
| マットレスの下 | すのこ、除湿シート | 床との間に空気の通り道をつくり湿気を吸う |
| マットレスの下 | ズレ防止シート | フレームとマットレスの間でずれを止める |
| マットレスの上@ | マットレストッパー | 上に重ねて硬さや寝心地を調整する |
| マットレスの上A | マットレスプロテクター、防水シーツ | 本体を包んで水分や汚れから守る |
| マットレスの上B | ベッドパッド | 汗や汚れが本体に付くのを防ぐ |
| マットレスの上C | ボックスシーツ | 本体とパッドを包み肌に当たる面をつくる |
| マットレスの上D | 敷きパッド | 肌ざわりと季節ごとの体感を変える |
敷きパッドはボックスシーツまたはベッドシーツの上に敷き、肌に直接触れる一番上で使います。役割は肌ざわりと体感温度や湿度の調整です。夏は熱がこもりにくい麻素材、冬は保温性の高い素材を使ったものなど、季節で使い分けると良いでしょう。家庭の洗濯機で洗えるかどうかも選ぶ際のポイントの一つです。
敷きパッドを使う場合も、マットレスの上にベッドパッドを敷き、その上にボックスシーツ、さらに敷きパッドを敷くのが基本的な順番です。ベッドパッドと敷きパッドのどちらも汗を吸収しますが、主な用途と敷く位置が異なります。
敷きパッドとシーツの使い分けについては、次の記事を参考にしてください。
敷きパッドがあればシーツはいらない?マットレスにパッドのみのメリットや違いを紹介!
ボックスシーツはマットレスを包めるよう箱型に縫製されたシーツで、マットレスに上からかぶせ、端に入ったゴムで固定します。全周にゴムが入ったタイプはずれにくく、フラットシーツのように端をマットレスの下へ折り込む必要もありません。
マットレストッパーの上からまとめてボックスシーツをかぶせる場合は、マットレスとトッパーを合わせた厚みに注意しましょう。シーツのマチが浅いと、しっかり固定できないことがあります。
ボックスシーツをかける手順
1.マットレスの幅、長さ、厚みを測り、巾丈は実測と同じか+3〜5cm、マチは厚み+5〜10cmの商品を選ぶ
2.マットレスの上にベッドパッドをのせる
3.角を1つかぶせたら、次は対角線上の角をかぶせる
4.マットレスを持ち上げ、余った生地を底面へ最低5cm、できれば10cm入れ込んでシワを伸ばす
ボックスシーツの選び方については、次の記事を参考にしてください。
ボックスシーツとは?敷きパッドとの順番・どっちが上かや選び方も紹介!
プロテクターや防水シーツは、汗や皮脂、飲み物などの水分や汚れがマットレスに染み込むのを防ぐためのものです。マットレスの上に敷き、その上からボックスシーツをかけるのが基本です。敷きパッドを使う場合は、さらにシーツの上に重ねます。マットレストッパーを使う場合は、マットレスの上にトッパーを敷き、その上からプロテクターやシーツをかけましょう。ベッドパッドを使う場合も、マットレスを保護できる位置になるよう、製品の使用方法に従って重ねます。
プロテクターには、マットレス全体を覆うボックス型や四隅をゴムで留めるタイプなどがあります。防水性を備えた製品は、子供のおねしょ対策や介護の場面で利用されることがあり、腰回りなど一部だけをカバーする部分型もあります。
防水タイプは、水分を通しにくい一方で、素材によっては湿気が逃げにくく感じることがあります。通気性や透湿性も確認し、マットレスを定期的に干すなどの湿気対策も行いましょう。
マットレスプロテクターの詳しい使い方については、次の記事を参考にしてください。
マットレスプロテクターとは?いらない?ベッドパッドとの違いや使い方を紹介!
マットレスは、寝汗などの湿気を含むため、敷きっぱなしにせず定期的に干しましょう。床に敷いて使うタイプなら、壁などに立てかけて裏面まで風を通します。ベッド用の重いマットレスは干せませんが、シーツやベッドパッドを外して換気したり、室内を除湿したりすると湿気を逃がすことが可能です。
人は寝ている間に約200mLの汗をかくとされており、マットレスには少しずつ湿気がたまっていきます。さらに、皮脂や髪の毛、ほこりなどが付着した状態で高湿度が続くと、カビも発生しやすくなります。湿気対策として、除湿シートや洗濯できるベッドパッドの利用も考えましょう。ただし、これでマットレスの湿気を完全に取り除けるわけではありません。また、ベッド下に物を詰め込みすぎると空気が流れにくくなるため、収納する場合もある程度の隙間を空けて空気が通るようにし、室内の換気や除湿も行いましょう。
マットレスの敷きっぱなしで起きる変化については、次の記事を参考にしてください。
布団やマットレスの敷きっぱなしはどうなる?カビ・ダニ対策と場所別の注意点を紹介!
マットレスには、使っているうちに寝汗や皮脂、ほこりなどが少しずつ付着していきます。本体を頻繁に洗うことは難しいので、シーツやベッドパッドなどを使って、汚れが直接マットレスに付くのを防ぎましょう。シーツやパッドは取り外してこまめに洗濯します。洗濯できるかどうかや洗い方は製品によって異なるので、洗濯表示をよく確認することが大切です。
マットレス本体も、すべてが水洗いできるわけではありません。特にウレタンフォームは水洗いできない製品が多く、汚れた場合の手入れ方法も取扱説明書で確かめる必要があります。
敷きパッドの洗濯の頻度については、次の記事を参考にしてください。
敷きパッドの適した洗濯の頻度|洗い方や干し方とあわせて解説
マットレスに布団乾燥機が対応していれば、布団乾燥機でダニ対策ができます。ただし、熱がマットレスの奥まで十分に届かない場合もあり、布団乾燥機だけですべてのダニを除去できるわけではありません。マットレスを乾燥させたら、表面や縫い目などに掃除機をかけ、ダニの死骸やフン、ほこりを吸い取りましょう。
布団乾燥機を使える温度は、素材だけでなく製品によって異なります。同じウレタンマットレスでも使用できる温度に違いがあるため、取扱説明書で使用可否や温度設定を確かめましょう。西川のウレタン製品には、60℃程度まで使用できるものもあります。
マットレスの素材別の布団乾燥機の使用可否については、次の記事を参考にしてください。
マットレスに布団乾燥機は使えない?素材別に使えるかややり方を紹介!
マットレスに湿気をためないためには、定期的に風を通して乾燥させることも大切です。軽いマットレスなら、室内の風通しのよい場所に立てかけて裏面まで乾かします。高反発や低反発などのウレタンマットレスは直射日光によって素材が劣化することがあるため、陰干しを指定している製品が多くあります。
スプリングやポケットコイル入りのマットレスなど重くて移動しにくいタイプは、無理に移動させる必要はありません。寝具を外して室内を換気したり、扇風機やサーキュレーターで側面や裏面に風を送ったりして湿気を逃がします。ファイバー系のマットレスは通気性が高い製品が多いものの、干し方や水洗いの可否は製品によって異なります。取扱説明書に従って手入れをしましょう。
マットレスにカビが生えた場合については、次の記事を参考にしてください。
マットレスのカビの取り方!エタノールや重曹などでの落とし方や予防法を紹介!
マットレスの種類ごとの選び方については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの選び方|暮らしに合わせた種類選びのポイント
A.1 マットレスの寿命は一般的に5〜10年といわれますが、メーカーによっては家庭での交換時期を10〜15年とする場合もあります。素材別では、一般的にポケットコイルが8〜12年、ボンネルコイルが6〜8年、高反発ウレタンが5〜8年、低反発ウレタンとファイバーが3〜5年とされます。
マットレスの買い替えは、腰部分がくぼんで戻らない、寝返りできしみ音がする、背中にスプリングが当たる感覚がある、以前より柔らかく感じるといった変化といったサインが出たら、検討しましょう。一度へたった部分は元に戻らないので、年数と状態を合わせて判断します。
マットレスの寿命と買い替え時期については、次の記事を参考にしてください。
マットレスの寿命は何年?買い替え時期のサインや種類別の耐用年数も紹介!