魚沼通信
2019年12月号
魚沼も冬らしい気候になってきました。
テキスト
12月に入り朝晩の冷え込みが厳しく日照時間もどんどん少なく短くなり、いよいよ冬らしい気候になってきました。
畑を耕していた農家さんは、最後の収穫物である大根や白菜など雪降り前に収穫し、いつ雪が降ってもいいように準備をしています。
豪雪地帯である魚沼市地域では高床式住宅が多く、雪が多く積もっても家の中に光が入るようにしたり、1Fを駐車場にして乗り降り時に雪に濡れないようにしたりと工夫をしています。
道路には消雪パイプ(道路に水が出る仕組み)が整備されており、冬場車に乗っていてもスムーズに移動することができます。
この時期、米農家さんには出荷毎に『食味品質評価表』という「お米の通信簿」を届けます。今年のお米の出来具合を数値化したもので、機械による食味・整粒分析をして判定をおこないます。田植え時期、肥料の量、散布時期、稲刈時期など、自分のノート(栽培日誌)と見比べて今年の米作りを振り返ります。
年に一度しか作れないお米の出来映えは、その年の気象状況に大きく左右されます。近年の異常気象など、毎年激変する気象条件のもと、変わらぬ美味しさを皆様に届けるためしっかりと自分のお米と向き合います。
また、生産部会では反省検討会を開き、地域が一丸となり来年度に向け対策を練ります。
今後も、農家の皆さんとJAが一緒においしい「北魚沼産コシヒカリ」づくりに取組んで参ります。
【年末のご挨拶】
一年間『魚沼通信』を読んでいただきましてありがとうございました。少しでも皆様に魚沼を感じていただけたら幸いです。つたない文章ですが、来年も魚沼の情報をお伝えしていきたいと思います。
今年も北魚沼産コシヒカリをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
これからいっそう寒さも厳しくなります。どうぞ、健康で良い年をお迎えになるよう心よりお祈りしています。来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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