魚沼通信
2026年6月号
〜田植え 始まる〜
すっかり新緑に包まれた魚沼では、着々と春作業が進んでいます。 先月末に魚沼市内で大規模な山火事が起き、ニュースでも広く報道されることとなりました。実は、現場のすぐ近くには8年産米の苗を育苗している施設があり、長引くようならば…、と心配しましたが、幸いにも翌日には鎮火し、人、建物、農地農産物に大きな被害は無く、すでに日常を取り戻しています。 さて、この時期の田んぼは「田起こし」「代掻(しろか)き」「田植え」と目まぐるしく見た目を変えていきます。 個人的に一番好きなのは代掻き作業後の「水鏡」の時です。田植えの後でも水鏡にはなるのですが、やはり一番水面がきれいで、また、これからここで今年も米作りが始まる…という劇場のような緊張感のある雰囲気がたまりません。




朝焼けや夕焼けで色づいた空を映したり、さわやかな青空であったり、カエルの大合唱をBGMに月や星空を映したりと、一日の中でもずいぶんいろんな姿を見せてくれますが、代掻きから田植えまでの約1週間程度という、限られた期間の特別上映になります。 平場から山間地へ向けて次々とスクリーンは移動していき、6月末には全てのスクリーンで上映が終了します。 秋になり、稲穂で金色の波打つ田んぼも良いですが、是非この時期の水鏡、チャンスがあったら見に来てくださいね。(天候にだいぶ左右されますので、事前のお天気チェックは必須です!)


【コラム執筆】北魚沼精米センター センター長:青山さん