疲れて見えがちなくすみ感は、パール入りの下地でリセット。額と鼻の頭、頬の黒目の下に置 いてから、指で周囲へのばします。「あえて顔全体に、均一にのばさないのがポイントです。目のまわりの“ゴーグルゾーン”に仕込むことで、明るくイキイキとした印象に」。

40代からは、フェイスラインのたるみに悩む人も多いもの。そこで取り入れたいのがシェーディング＆ハイライトです。｢シェーディングはあごのかみ合わせのくぼみから、頬骨の下やフェイスラインに沿って幅広く。入れすぎると不自然なので、ちょっと物足りないくらいでちょうどいい。ハイライトを入れると、相乗効果で立体感が出てきます｣。

「ハイライトは目尻の下の、頬骨の一番高いところに指でのせてから、頬骨に沿ってブラシでなじませます。高く見せたいところだけに効かせるのがポイント。こめかみまで入れると、古い感じになるので要注意！」。

「イキイキとしたツヤと血色感は、クリームチークで補います。頬の中央の、笑うと盛り上がる部分に直接つけて、指で優しくトントンと周囲になじませます」。クリームチークはツヤが出るだけでなく、肌に溶け込むようになじむので、よりナチュラルな仕上がりに。