お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

こんにちは!ガーデンスタイリングバイヤーIです!
本日は、家庭菜園の基本の「き」である土づくりについてです!

3月某日、せっせと畝(うね)を作ってきました。
畝とは、タネや苗を植え付けるために土を盛りあげたもの。

・水はけがよくなる
・盛った分、野菜たちが根を深く張れる
・肥料が雨で流れづらくなる

...など、畝にはメリットがたくさん。家庭菜園には欠かせない作業なのです!

教えていただいた方に「90点」と激甘採点で褒めていただいた畝はこちら(笑)↓

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それでは畝づくりの手順を簡単にご紹介します。
(ちなみに畝づくりのことは「畝立て」と呼ぶそうです)

〇必要なもの

くわ、スコップ、マルチ止め、移植ごて、ならし板、肥料

1.畝を立てる位置を決める

まずは雑草や石、虫を取り除きながら、土を20~30センチくらい掘り起こします。
その後畝を立てる区画を決めて、目印として四隅にマルチ止めを立てておきます。

畑の広さや育てる作物などによって畝のサイズはさまざまですが、今回は畝幅60センチ、畝同士の間隔を40センチで計4つの畝を作りました。

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2.たい肥や肥料を入れて土を耕す(土づくり)

区画を決めたら、育てる作物に合わせた肥料をいれてさらに耕します。
しっかり作物を育てるのに欠かせない過程です!

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(私たちの畑はもともとある程度土壌が整っていましたが、初めて土を耕す場合は畝づくりの数週間前から土壌の準備が必要みたいです...!)

3.土を盛りあげる

畝の目印の外側からクワを使って掘り、掘り返した土は目印の内側(畝を作る範囲)に10センチ~15センチ程度盛っていきます。
畝の周りにおほりを作っていくイメージですね。(このホリも後ほど重要になるのです)

これが結構大変な作業...。

なるべく同じ深さに掘るように、そして作った畝が曲がっていないかチェックしながらひたすら掘っていきます。

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4.形を整える

畝ができたら、ならし板を使って表面を整えます。

畝の表面がボコボコしているとマルチを張ったときに雨がたまり泥が跳ね、それが野菜につくことで病気の原因になることも。。

しっかり平らに、板の面を使って固めていきます。
地面に対して直角ではなく、やや斜めに整えるのがポイント。

出来上がりはかまぼこ?台形?のような形になります。

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5.マルチを張る(もう少しで作業終了だー!)

最後に、保温効果と防草効果のあるマルチを張ります。
ピンと張るのが重要なので2人での作業がおすすめ。

※作業の最後にマルチの裾を埋めるため、先に畝の周りの溝をある程度掘って整えます。

畝より一回り大きいマルチを、畝の片側2か所に留めます。

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反対側の裾をもってピン!と張るように引っ張り、そちら側もマルチ止めで固定します。

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↑ひと畝に4つのマルチ止めを使用します。

余った裾には、クワやスコップをつかって土をかけて飛ばないよう・はがれないように埋めていきます。
土をかけた箇所はしっかり足で踏みしめて固めます!

か...完成!!!!!

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これを4畝分、かなり...腰に......笑

ですが土を触る楽しさがわかってきて、わいわい楽しく作業できました!

次回は苗植えです♪いよいよ畑作業らしくなってきました!

次回もご覧いただけるとうれしいです!

以上、ガーデンスタイリングバイヤーIでした^^

GARDEN STYLINGバイヤー

ディノスのガーデニング部門に配属されたガーデン初心者のバイヤー2人による家庭菜園奮闘日記。 年2回発刊のカタログ『ガーデンスタイリング』の商品企画・カタログ制作を担当しながら畑を耕し、収穫、調理までのブログを執筆中。
Instagram:@gardenstyling_dinos

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