お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

ガーデンスタイリング

人気ブロガー「風景」をつくるガーデニング術

我が家のナイトガーデニング2017

ひで

今年もまた暑い夏がやってきました。

皆さま、如何お過ごしでしょうか?

5月のバラ、6月の紫陽花、そして7月くらいまでは何かしら庭に花も咲いていましたが、

さすがに8月に入ると華やかな風景は望めなくなりました。

さて、そんな中、今回の記事では、今年の春、バラの花が最盛期だった頃を振り返って、

そして、夏真っ盛りの今、この時期の「ナイトガーデニング」というテーマで書いてみようと思います。

今年の我が家のナイトガーデニングの舞台は、2階のバルコニーガーデン。

我が家は、周囲を見渡すことのできる高台にあるため、2階にリビング・ダイニング・キッチンがあり、

そのダイニングの外に小さなバルコニーがあります。

昨年より、この小さなバルコニーガーデンにつるバラや木立性のバラを置き、

バラが切り取る眺望を楽しんでいます。

もちろん、昼間の風景も気に入っているのですが、オススメは夜の景観です。

美しく咲き誇ったバラの花をライトアップし、バルコニーに出て、また部屋の中からも楽しむことができたことは、

この上なく素敵な体験でした。

今回は、昼と夜の風景を比べながら、そしてバラの花が真っ盛りの5月の風景と、

バラの花がない今、サマー・ナイトガーデニングの様子もご紹介したいと思います。


● マジックアワーに浮かび上がる、バラに囲まれたバルコニー

DSC_0880.jpg

まず、最初にご覧いただく画像は、こちらです。

今年の5月のとある日の夕刻。

陽が沈んで間もなく、空が青く染まります。

この時間帯を「マジックアワー」と呼ぶそうです。

陽が完全に沈んでしまうと、空は真っ黒になり、美しくありません。

背景になる深い青色の中に、ライトアップされたバラの花が鮮やかに浮かび上がり、

まさに幻想的な風景が目の前に広がりました。


● 開けた眺望とバラの香りを楽しむバルコニーガーデン

DSC_0915.jpg

こちらは、同時期のバルコニーガーデンの昼間の様子です。

高台にある我が家の2階バルコニーからは、遠く奈良盆地を囲む山並みも見渡すことができます。

また、バルコニーに置いたデッキチェアーに座れば、周囲の街並が眼下に広がっています。

そして、そのデッキチェアの廻りをぐるっと一周囲むように、バルコニーの手すりや軒先まで誘引したつるバラ、

そして木立性の鉢バラが配置されています。

これらのバラから漂う香りがバルコニーに充満し、心地良い時間を楽しむことが出来るのです。


● 部屋の中からもバルコニーガーデンを楽しめます。

DSC_0940.jpg

こちらは、窓の内側、ダイニングから見た2階バルコニーガーデンです。

大きな開口部を設けており、その窓いっぱいにバラの花とその向こうに広がる眺望を楽しむことができます。

この時期は、網戸も外して、なるべく抜けの良い眺望を楽しむようにしています。

このバルコニーは、東側を向いているので、毎朝、東の山並みから太陽が昇る風景を

眺めながら朝食を摂っています。

それがとても贅沢な時間のように思えます。


● ダイニングから見る夜のバルコニーガーデン

DSC_0889.jpg

同じ時期、夜のバルコニーガーデンを室内側から見たところです。

部屋の中の照明を消して、バルコニーだけに照明を点ければ、バルコニーがまるで舞台のように見えて来ます。

窓を閉めているので、虫も入って来ず、この舞台のような風景を室内側から堪能しながら、

夕食を摂ったりすることもあります。

ほんの小さな空間ですが、夜の風景を室内から楽しめるようにするだけで、本当に贅沢な空間に仕上がります。


● 軒先を使って立体的な演出

DSC_0934.jpg

こちらは、縦位置でバルコニーガーデンを撮影した一枚です。

昨年のバルコニーガーデンでは、手すり部分にしか、つるバラは誘引して

いませんでしたが、今年のバルコニーガーデンでは、長く伸びたつるバラを

軒の部分まで誘引し、空中でもバラの花を咲かせるようにしました。

それが奏功して、とても立体的なガーデンになったと思います。


● パーティーライトで楽しむサマー・ナイトガーデニング

DSC_4707.jpg

こちらは、つい最近、8月のバルコニーガーデン。

真夏のバルコニーガーデンには、バラの花は咲いていませんが、

それでも夜のバルコニーガーデンを楽しむ方法はあるんですよ。

今回、ディノスさんに、電球形のパーティーライトランタン形のLEDライト

使わせていただけることになり、早速試してみました。

軒先まで誘引したつるバラのシュート(枝)に沿わせる形で、

電球形のパーティーライトを設置し、小さなテーブルに、ランタン形のLEDライトを

置いてみました。


● 花のない夏のガーデンを演出する工夫が必要?

DSC_4703.jpg

横位置でもう一枚。

さすがに、春のバラ満開のシーズンと比べると、花が咲いていないので少し淋しいですね(汗)。

ただ、つるバラに沿わせたパーティーライトは、動きが出ていい感じです。

これを春のバラ満開の時に使えば、きっとより素敵なナイトガーデンが演出出来るはずです。

来春には、是非試してみたいと思います。

一方、サマー・ナイトガーデニングは、花がない分、照明を当てる対象物をもう少し考える必要があるかもしれませんね。

スダレや日よけなど、大きなスクリーン状のものを使って、そこに照明を当て、「面」として光らせるとか、

より涼しさを印象づける工夫が必要だと思いました。

この辺りは、また来年に向けての課題としておきましょう(笑)。


● ランタン形LEDライトがつくる陰影

DSC_4717.jpg

こちらは、今回使わせていただいたランタン型のLEDライト

アンティークなデザインのランタン型照明ですが、素材は金属ではなく樹脂なので、軽くて使い勝手も良いです。

光源は、LEDですが、ロウソクの火のような赤い光が灯ります。

電源は、単一電池なので、コードも不要で、好きな場所に設置出来るのが良いです。

明かりの強さも変えられるようになっており、強い光から弱い光まで自由自在なところも良いです。

今回、庭で咲いていたバラを少し摘んで、花瓶に活けてみたものを小さなテーブルに置いてみました。

ランタン型の照明に照らされて、なかなか良い感じになりました。


● 花盛りの5月のバルコニーガーデン

DSC_0927.jpg

再び、5月のバラの花が満開のバルコニーガーデン。

バルコニーや軒下に誘引したつるバラ、木立性の鉢バラに囲まれたデッキチェアが、印象的な風景です。

まさに春らしい風景です。


● 観葉植物を楽しむ、サマー・ナイトガーデニング

DSC_4723.jpg

そして、こちらが、今この時期のバルコニーガーデン。

バラの花は一輪も咲いていません。

こんなシーズンでも、発想の転換で夏らしいバルコニーガーデンを楽しむことができるのではないかと思います。

そのひとつが、観葉植物。

普段、リビングに置いている観葉植物をバルコニーに出してみました。

そして、照明を当ててみると、またバラとは違った風情を発見することができました。

観葉植物の艶やかな葉に光が当たると、とても涼しげに見えます。

もう少し観葉植物の量を多くすると、より涼しげな空間に演出できるのではないかと思いました。

これも来年への課題のひとつです。


● テーブルに、ワイングラスとシャンパンを

DSC_4722.jpg

最後にもう一枚。

デッキチェア横の小さなテーブルに、ワイングラスとシャンパンを並べてみました。

ランタン型のLED照明の光がグラスやボトル、そして観葉植物の葉に反射しています。

真夏のバルコニーガーデンを彩るワンシーンです。


如何でしたでしょうか?

我が家の『ナイトガーデニング2017』。

今年はもっぱらバルコニーガーデンを使ってのナイトガーデニングでしたが、

来年は中庭でのナイトガーデニングにも挑戦してみたいと考えています。

花盛り春だけでなく、真夏にも、そして昼間だけでなく夜も、

いろんなガーデニングシーンを積み重ねていくことで、ガーデンライフも

奥深くなっていくのかな?と思っています。

次回は、『四季の庭(フォーシーズンズ・ガーデン)』の最後、

「秋の庭」をテーマに書いてみようと思っています。

乞うご期待下さい。

            
■おすすめ特集

gar_rosegarden_w.jpg

ひで

『進化する庭、変わる庭』をテーマに、庭歴5年目。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

Archives