津之輝(つのかがやき)は(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において「清見・興津早生」を種子親に「アンコール」を花粉親として交配し、育成されたタンゴールの一種で、2009年3月に品種登録された柑橘です。
果実はやや扁平気味な球形で大きさは 温州みかんと伊予柑の中間くらいです。
果皮は艶があり橙色から濃い橙色でやや赤味がかっており、 やや凸凹が感じられます。
皮は比較的剥き易く、じょうのうは薄いので温州みかんのようにじょうのうごと食べられます。
またほとんど種子が無いのも嬉しい。
果肉はプリッとした感じでとてもジューシーです。
糖度は11度以上と高く適度な酸味が甘みを引き立て濃厚な味を楽しめます。
生産量は少なく、プレミア柑橘として扱われています。