『基本的には、お札を折らずに収納できる長財布がおすすめです。お札に窮屈な思いをさせると、自分の金運に悪いかたちで跳ね返ってきます。お金が貯まる財布の基本は、お金やカードが取り出しやすいファスナーの滑りが良いなど、機能性が良いお財布です。』

『ベージュやブラウン系など「土」の色ですね。どちらもコツコツお金が貯まりやすい色という共通点があります。グリーン系ですと、再生や発展のエネルギーがあり金運を育てますし、さらには健康運も上げてくれますよ。』

キャッシュレス化が進み現金を持ち歩かない人が増えている昨今では、無理に長財布を持つより、ライフスタイルに合った財布や、気に入った財布を使うことが意外な秘訣なんだそうです。

『ゴールドやイエローも金運に良いカラーといえます。ただし、ゴールドは「金運到来カラー」とも呼ばれ、財を増やしてくれますが、お金の出入りの振り幅が大きくなり、逆に金運ダウンを招くこともあるので注意が必要です。イエローは金運のほか、楽しみや喜びをもたらしてくれる色。お金は入ってきますが、同時に楽しいことに使ってしまうという一面も。
また、ホワイトも有益なお金を増やしてくれる色ですが、汚れが目立ちやすいですよね。財布が汚れていると金運に悪影響を与えてしまうので、まめにケアできる人には向いています。』

『まずは、それぞれお札の種類が揃っているように心掛けてください。次に手前から千円札、五千円札、一万円札といった順で、一番大きな額のお札を奥に守るようにして入れるようにします。お札の向きはどちらでも構いませんが、下向きにするとお金が貯まりやすく、上向きにするといったんお金は出て行ってしまいますが、世の中に貢献して何倍にもなって返ってきてくれますよ。』

小銭は、なるべくお札とは別にして、小銭入れを用意して持ち歩くのがおすすめなんだとか。お札と小銭を一つの財布に入れたい場合は、小銭を率先して使い、小銭が貯まらないように気をつけてほしいとのことです。

『これまでの経験上、小銭をじゃらじゃら持つ人は大きなお金に縁がなく、むしろお金に困る人が多かったです。』

『カードもお札と同じで向きを揃え、ひとつのポケットには1枚のカードのみにする方が良いです。ポイントカード類は風水では「風」の気を持っていて、財布の中のお金をまき散らしてしまいます。使わないポイントカードは入れたままにしないことが大切です。ちなみに、過去にインタビューしてきたお金持ちの方々は、財布に入れているポイントカードはせいぜい1枚、多くても2枚まででした。特に2023年は「風」の象意（しょうい）を持つ年なので気をつけてください。』

『財布は、お金のための入れ物です。入れても良いものは、お金、キャッシュカードやクレジットカード、デビットカード、身分証明書（免許証・保険証）、金運に関するお守り程度です。お金に関連がないものを入れるほど、お金が入ってきづらい財布になります。ですから、レシートやポイントカードなど、お金に関連しないものを貯めるのは改めるべき習慣ですね。また、夜に寝るときは財布をバッグに入れたままにしないことも大切です。』

『風水の五行では、紙であるお札には「木」の気が、小銭は「金」の気が宿っています。この「木」と「金」は相克（そうこく）といって相性が大変悪いため、ひとつの財布で一緒にしているとお金が嫌がり、出て行こうとしてしまいます。そのため、お札と小銭を一緒にしないことが重要なのです。また、風水の五行では、ビニール類やパウチされたものには「火」の気が宿っており、お金の気を燃やしてしまうと考えられているため、こうしたものも財布にはいれないようにしましょう。』