入社3年目、この春から寝具チームのMDとしてスタートしたばかりのNです！配属が決まった時は、MDって具体的にどんな仕事をするんだろうってドキドキでした。

入社5年目、寝具チームのMDになって1年のWです。寝具って知れば知るほど奥深くて、今も勉強の毎日です。

入社23年目、MD歴も23年になるIです。
MDとはマーチャンダイザーの略で、商品の開発から販売までを一貫して担う仕事。
まだ知識の浅い二人だからこそ、一般のお客さまの気持ちや疑問に寄り添えると思うの。知っているようでじつはよく知らない寝具のことや、失敗しないお買い物についても一緒に考えていこう！

よろしくお願いします！！
そもそも寝具ってどこで買ったらいいのか分からない、どう選んだらいいか分からないって話を友達からもよく聞くんです。私も正直、正解が分からなかったり。

「私も寝具担当になるまでずっとそう思っていたの。だからぜひ二人にも、ディノスの寝具MDが常に心がけている“使う人に寄り添ったモノづくり”を知ってもらいたい！

寝具ってホームセンターの超プチプラから百貨店の高級品まであるけれど、どこがどう違うかって普通の人にはわかりませんよね。

そんな時は身近なダウンジャケットで考えてみると分かりやすいかも。
ダウンジャケットって、メーカーによって着心地や軽さや暖かさが全然違うよね。なぜかというと、中に使っているダウン（羽毛）とフェザー（羽根）の比率や、ダウンの質が大きく異なるからなの。

ダウン率が高いほど軽くて暖かいし、羽毛はダウンボールと呼ばれる綿羽の大きさが大きいほど高級品。ダウンの比率やダウンボールの大きさが違うと、暖かさも体への肌沿いも違ってくるというわけ。

羽毛布団もそれと全く同じ。ディノスで扱う羽毛布団は一般的なダウン混率の基準値（50％）を大きく上回る、なんなら85％を超えるものがほとんど。羽毛自体もなるべくダウンボールの大きい高品質なものを厳選しているの。

ディノス寝具チームは、そういった質の高い商品をできるかぎりお手頃価格でお客さまに提供できるよう尽力しているんだよ。

たしかに、ディノスの羽毛布団で初めて眠った時はびっくりしました。暖かくて、でもムレなくて、すごーくリッチな気分でうっとりしましたもん。お布団が違うだけでこんなに寝心地って変わるんだなあって。

寝心地はもちろん、品質の良い寝具は長く愛用していただけるところもポイント。
ディノスでは10年以上売れ続けているようなロングセラー寝具も多くて、それもひとえに満足していただいたお客さまからのたくさんの口コミのおかげなんです。

通販会社の私が言うのもアレですけど、実物を見られない通販で寝具を買うのって難しくないですか？お洋服などと違ってけっこう大きな買い物ですし。

だよね。だからこそ、そこは我々MDが特に力を入れている部分なの。
ではNちゃんに聞いてみるけど、今どんな寝具が欲しいと思ってる？

そうですね…肌ざわりの気持ちいい毛布が一枚欲しいなあ。

肌ざわりとなるときっと、素材を軸に選ぼうと考えるよね。

そうなんです！そうなんですけど素材もいろいろあってどれが自分に合っているのか分からないんです。

そんな人のためにディノスは素材の幅広いラインナップと、その使い心地の伝え方を追求しているのです！

たとえばリネンはふれるとひんやりして涼しかったり、シルクは吸放湿性が高くてなめらかだったり、ウールは丈夫で保温性が高かったり、素材によって肌ざわりも機能性も全然違う。
ディノスではそうした様々な素材の持つ特長を活かした商品作りに取り組んでいるの。

そしてお客さまが求めている使い心地のものをたくさんの選択肢の中から的確に選べるようにすることも、私たちMDの仕事。

たしかに、同じ毛布でも綿、カシミヤ、マイクロファイバーなど本当にいろいろあるし、それぞれの特徴が分かれば自分ならどれが好みかすぐわかる！
でも実際にお客さまが触ってみることのできない通販で、どうやって特徴を伝えているんですか？

少しでも使った時の感覚や効果がわかるように、素材の風合いが伝わる写真にはとことんこだわって撮影をしているし、保温性の試験やサーモグラフィなど、商品の機能が数字でわかるデータを集めてカタログやオンラインショップに掲載しているよ。

なるほど！カタログやサイトをよく見ると、ひとつの商品を紹介するのにかなり詳しい情報が。じっくり見ているとまるで自分がこの寝具を使って寝たかのような気分になってくる。
これって、通りがかりのお店でパッと見て買っちゃうよりじっくり理解できていいかも。

でも一番大切なのは、商品開発の時点で素材の肌ざわりや機能性を徹底的に吟味して、MDが自信を持ってお客さまにおすすめできる商品を作り上げることかな。

MDの仕事って、とっても奥深いんですね！

商品企画からカタログ誌面の制作、ご購入者さまの声に耳を傾けるアフターフォローまで一貫してMDが関わるのはディノスらしい部分かも。それは商品の魅力をいちばん知っているMDこそ、その魅力を最大限にお伝えできるという考えからなんだよ。

そこまで手がけられるなんてワクワクするけど、ちょっとドキドキもしますね〜。

言うなれば我が子を育てて世に送るみたいな感じかなあ。そんなふうに大切に育てた商品・大切なお客さまへのメッセージだからこそ、誠実な広告制作への取り組みも社を挙げて強化しているの。

私も多くのお客さまに愛される商品を世に送り出す日が待ちきれません！

今ってなんでもかんでもネットで手に入る時代。ネットショップも爆発的に増えた気がしますけど、それゆえに信頼できるショップがどこなのか見極めにくいですよね。

ディノスは通販会社として50年以上の歴史を持つ会社で、寝具は創業当初から取り扱い続けてきた商品。まだ通販が今ほど盛んではなかった時期から、コツコツとお客さまとの信頼関係を築いてきて今があるんだよ。

なんと、私が生まれるずっと前から！

それだけ長く寝具を取り扱う中で蓄えてきた知識や、お客さまからいただいた声を総動員して日々寝具作りに取り組んでいるから、ディノス寝具はこれからもきっと進化し続けるはず。

ベテランMDさんも多くて、寝具メーカーの方との打ち合わせに同席したりすると、先輩たちの知識の広さと深さにはいつも脱帽です。

これまで本当にたくさんの取引先と一緒に商品を作ったり、制作会社さんと一緒にカタログや広告を作ってきた歴史と経験はディノスの財産。
信頼できるしっかりとした企業と長くお付き合いさせていただいていることも、私たちディノスの誇れるところだと思う。

最初に話題にのぼった羽毛布団も、信頼できる取引先さまとの長期の取り組みがあってこそ、高品質・低価格の商品をお届けできているのです。

MDがメーカーの工場を訪問して商品をブラッシュアップしたり、作り手に取材してお客さまに生産者の想いをシェアしたりもしているんですよね。

今でこそ全国的にファンを持つ殿堂入り寝具の「パシーマ®」も、ディノスとのお付き合いはもう20年以上。
世間に知られるずっと前から生産者さまに寄り添って販売を続けてきたのも、パシーマ®が本当にすばらしい製品で、世の中の人の睡眠や生活をより良くしてくれる寝具だと確信していたから。

そうした積み重ねで信頼を築けているからこそ、人気メーカーさんとのコラボやディノスでしか買えないディノス企画商品も実現しているんですね。

生産についてもメーカーに任せきりではなく、ディノススタンダードという厳しい品質基準を設定しているのは二人もご存じの通り。
取り扱う商品に対しては生地検査、製品検査、機能性検査などを必ず実施し、基準を満たすものだけを採用してディノスの商品として販売しています。

ディノス寝具のことを知れば知るほどMDとして気合いが入ります〜。先人たちが築いてきたブランドをけっして傷つけることなく、より磨き上げる一助となれるよう私も精進します！

私たち寝具MDは、寝具を売るというより、より良い睡眠を通して豊かな人生をお客様に届けるという気持ちが大切だと思う。
睡眠って人間にとって本当に大切なことだし、睡眠の良し悪しはその人の健康や人生のクオリティまで左右するもの。
そこをブレずに仕事に取り組んでいれば、生まれる商品やお客様への伝え方もきっと間違えない。日本中の幸せな眠りのために、これからも一緒にがんばっていこう！

よーし、日本中の人々を幸せに眠らせるぞー！！