衣装ケース・収納ボックスの
選び方は?
サイズの目安や
おすすめを紹介!
衣装ケースの選び方に悩んでいませんか?サイズが合わないと、クローゼットや押入れを活かしきれません。今回は、衣装ケースの選び方のポイントや、最適な衣装ケースのサイズを測定する手順を解説します。衣装ケースのおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
置き場所は、ケースの形状より先に決めておきたい条件です。衣装ケースは押入れ向けとクローゼット向けで奥行きが作り分けられているため、どちらに置くかが決まると候補を絞り込みやすくなります。ただし同じ押入れ向けでも寸法は一定ではないので、購入前に必ず実寸を測っておきましょう。
扉の開き方でも手が届く範囲が左右されます。襖のような引き違い戸は、開口が実質半分しか開きませんが、扉の前に物があっても開閉しやすいのがメリットです。折れ戸なら全開にして中をひと目で見渡せます。
同じ収納の中でも、かがんだり背伸びしたりせずに手が届く高さが最も使い勝手のよいスペースです。よく着る洋服はそこに集めて配置しましょう。
何を入れるか、どこに置くかで適した素材は異なります。市販の衣装ケースに多いのはポリプロピレンなどのプラスチック製で、水拭きができ、落ちにくい汚れは薄めた中性洗剤で手入れできます。静電気でホコリが付きやすく、直射日光や湿気で変形するおそれもあるため、室内で使用するのが基本です。
布や不織布のケースは通気性があり、カビがつきにくいとされます。しまいっぱなしにする衣服の保管に向く一方、紙の芯板が入ったものは濡れると変形するおそれがあります。桐は木材のなかでも非常に軽く、虫を寄せつけにくいとされる成分を含んでいるのが特徴です。
なお、防湿対策はケースの素材選びだけでは不十分です。詰め込みすぎず、衣装ケース用の除湿剤も併用しましょう。


【衣類に優しい押し入れ収納】総桐スライドレール 押し入れタンス スリム 3段・高さ75cm
最初に決めるのは手前から奥までの寸法です。押入れ向けは74cm前後、クローゼット向けは53cm前後が一般的で、設置場所によって選ぶサイズ帯が異なります。
押入れの奥行きは約91cmと表記されることが多いものの、これは柱の中心から中心までの寸法です。仕上げの厚みが入るため、実際に使える内寸は78cm前後です。実測する際は扉の内側から背面までメジャーを水平に当て、奥や両端の段差は避けましょう。
扉を閉めたときに当たらないよう、測った寸法より数センチ短いものを選びます。深すぎれば奥の物が取り出しにくく、浅すぎれば厚手のコートが扉に挟まり、どちらも使いにくくなってしまいます。


次に見るのは、何台並べて配置できるかという幅の確認です。測るのは扉枠の内側の有効寸法で、押入れなら戸を片方開け、開いた側の柱にメジャーの先端を当てて戸の内側まで測りましょう。
押入れの間口は1間で約182cm、柱や仕上材の厚みを除くと約168cmが目安になります。押入れ向けは幅40〜44cmが中心で、台数は内寸から決めます。
ただし、設置できる幅と出し入れできる開口部の幅は別物です。引き違い戸は一度に半分しか開かないため、幅いっぱいに並べると衣類の出し入れがしにくくなります。折れ戸は両端にデッドスペースが生じやすく、開口部を通るかどうかまで確認しておく必要があります。わずかな隙間に入れたいときは、幅30cm台の小さいサイズを選ぶのもおすすめです。


【ローチェスト】総桐衣装ケース 幅91cmタイプ 2段(浅1深1)
何段積めるかは置き場所の内寸から決めます。メーカーにより異なりますが、衣装ケースの高さは18cm・23cm・30cmが多く、収納する衣類の種類に合わせて深さを選びましょう。
18cm前後は下着や靴下などの小物類、23cm前後は普段着の中心になる服、30cm前後は厚手のセーターなどかさばるものが目安です。高さのバリエーションが豊富なため、空いた場所の大きさに合わせて組み合わせられます。
押入れの下段ならキャスター込みで65cm以内に収めましょう。ハンガー下は掛けた服の裾から床までを測り、収まる段数を算出します。ケースを積み重ねた合計の高さは、1台の高さに段数を掛けた値になるとは限りません。積み重ね可能な上限段数も商品ごとに異なるため、購入前に確認しておきましょう。
同じ衣装ケースでも、どこに置くかで使い勝手やメリットは変わります。押入れとクローゼットでは、そもそも前提になっている奥行きが違います。最初から余っている隙間の出方も場所ごとに異なるため、同じケースを置いても使い心地に差が生じます。
どの場所にも共通するのは、詰め込みすぎると空気の通り道がなくなることです。入れる量は7〜8割に抑えましょう。押入れ、クローゼットのハンガー下、一人暮らしの部屋の3か所のメリットを紹介します。
衣装ケースを置く際の場所別のメリット
・深い奥行きをそのまま使える押入れでの活かし方
・服を掛けた下の空きを埋めるクローゼットのハンガー下の収納
・置ける場所が限られる一人暮らしの部屋での置き方


【日本製】キャスター付き総桐クローゼットタンス 4段 幅75cm奥行44cm
深さがあるぶん、前後に分けて使えるのが強みです。もともと布団のための場所なので、衣類なら奥行き74cm前後の深型が合います。幅は40〜44cmが中心で、下段はキャスター込みで65cm以内に収めます。
キャスター付きなら、夏物と冬物のケースを前後で入れ替えるだけで衣替えが済みます。上段はあまり着ない服、下段はよく着る服と分ければ、取り出す手間を減らせます。天袋には、季節外れの軽いものを収納するのがおすすめです。
気をつけたいのは湿気対策です。押入れは閉じた空間で換気されにくく、湿気が溜まる傾向があります。詰め込むと通気性が下がるため、量を抑え、すのこを敷く対策も取り入れましょう。


Carre-ism/カレイズム システム衣類収納 浅型 同色4個組
掛けた服の下に残る空きスペースは、そのままではデッドスペースになりがちです。作り付けの収納は棚1段とパイプ1本が標準で、あちこちに隙間が生じてしまいます。掛ける服の丈をそろえれば、下に残る高さも均一になり、ケースを配置しやすくなります。
置けるケースの高さは、掛けた衣類の裾から床までを測って算出しましょう。シャツやジャケットの着丈は70〜80cm、ロングコートなどには100cmを超えるものもあります。
奥行き60cmのクローゼットなら、奥行き50〜55cmのケースを置くと前面に余裕ができ、扉の開閉を妨げません。衣替えでしまい込んだ衣類は、パイプの上の枕棚へ収納します。枕棚はシーズンオフの衣類や布団の保管に適しています。


薄型で隠せる収納 衣類収納ロッカー ハンガータイプ
置ける場所が少ない部屋こそ、あとからレイアウトを変更しやすい収納選びが重要です。一人暮らし向けの物件では、コンパクトな設計が多く見られます。
入りきらない服は、ベッド下に引き出しタイプの収納ボックスを活用して収めましょう。床の空きスペースにはキャスター付きのワゴンも役立ちます。室内に出して置くなら奥行き40cmか45cmが収まりよく、広く見せたいなら40cm、たくさん入れたいなら45cmが目安です。
引っ越す可能性があるなら、多段のものより1段ずつのタイプが適しています。多段タイプは分解や段数の調整ができない製品もあり、置き場所が変わるとサイズが合わなくなるおそれがあるためです。
A.1 捨てる前に、置き場所を変更できないか検討しましょう。押入れ向けとクローゼット向けでは奥行きが違うため、片方に入らなかったケースがもう片方に収まることもあります。ベッド下の幅と高さに合えば、ベッド下収納として活用するのも一案です。
収納の中に入れず、部屋置きのチェストとして使う方法もあります。ただし高さが足りないからと自己判断で脚を外す使い方は、メーカーが推奨していません。最下段の引き出しが床に擦れて開閉しにくくなったり、床を傷つけたりするおそれがあるためです。
キャスターは後付けできる製品もありますが、対応する種類は商品ごとに異なり、取り付けた分だけ全体の高さが高くなります。返品や交換の可否は、購入した店舗の規定を確認しましょう。