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ウォーターベッドとは?効果や仕組み・やめとけと言われるデメリットを紹介!
ベッドを購入するとき、ウォーターベッドが気になったことがある人も多いのではないでしょうか。一方で、ウォーターベッドは体に悪い、やめとけと言われることもあります。ウォーターベッドとはどのようなベッドなのでしょうか。ウォーターベッドの意味や仕組み・構造を、メリット・効果やデメリットとともに説明します。失敗しない選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ウォーターベッドという言葉を聞いたことがあっても、具体的な意味や仕組みについて詳しく知っている人は少ないかもしれません。ウォーターベッドの意味や、どのような仕組みで体を支えているのか、さらにその歴史や発祥について詳しく説明します。
ウォーターベッドは、マットレスの代わりに水の入ったウォーターバッグを使います。一般的なベッドが金属のバネやウレタンマットなどの素材で体を支えるのに対し、ウォーターベッドは水の浮力で体全体を包み込むように支えるのが特徴です。
ウォーターベッドは、ウォーターバッグに水を満たし、それを専用フレームに収めて使用します。このウォーターバッグの中の水の浮力がクッションの役割を果たす仕組みです。水の量によって硬さや寝心地を調整できます。 また、多くのウォーターベッドにはヒーターが装備されており、水を温めて一定の温度に保つ機能があります。さらに、水の揺れを抑えるタイプも多く、好みに合わせた寝心地を選べます。
ウォーターベッドの歴史は古く、その原型は数千年前にさかのぼると言われています。古代ペルシャでは、水を入れたヤギの皮袋が寝具として用いられていたという伝承があります。その後、19世紀に入ると、医療目的で水入りマットレスが開発されました。これは、長期間寝たきりの患者の床ずれを防ぐのが目的でした。 このように、ウォーターベッドは古くから人々の生活や医療の現場で利用され、時代とともにその構造や仕組みが進化してきた歴史があります。
現代のウォーターベッドの発祥は、1960年代のアメリカに遡ります。1968年、サンフランシスコ州立大学の学生であったチャールズ・ホールが、授業課題としてマットレスに水を満たすアイデアを考案したことが始まりだとされます。 このウォーターベッドは、1970年代から80年代にかけてアメリカで広く普及しました。日本では1978年に株式会社ドリームベッドがウォーターベッド事業を立ち上げ、その後数年かけて一般家庭向けにも普及していきました。
ウォーターベッドは、フレームやマットレスの違いによっていくつかの種類が存在します。それぞれの種類によって、寝心地や設置の仕組み、メリットやデメリットが異なるので、自分の好みや生活環境に合ったベッドを選ぶのが大切です。代表的な2つの種類について詳しく解説します。 ウォーターベッドの種類 ・ハードサイドタイプ ・ソフトサイドタイプ
ハードサイドタイプのウォーターベッドは、木製などの硬いフレームの中に水を満たしたビニール製のバッグが入っています。ハードサイドタイプは水深が深く、水の浮力を直接感じられ、体が水に包み込まれるような感覚を楽しめます。 一方で、マットレス全体に水が入っているため非常に重く、取り扱いにくいのがデメリットです。 サイズも大きめであることから、部屋の広さだけでなく、搬入経路や床の耐荷重を確認する必要もあります。
ソフトサイドタイプは、ウレタンのマットレスのなかにウォーターバッグが入っており、それをベッドフレームの上にのせて使います。柔らかいウレタン素材でウォーターバッグを包み、水の量を少なくしているので、ハードサイドタイプに比べて重量が軽くなっています。 ハードサイドタイプと比較すると寝心地は硬めで、水に浮いている感覚はあるものの揺れは少なめです。
ウォーターベッドは、一般的なマットレスとは異なる仕組みを持つため、体への負担軽減や衛生面などでさまざまな特徴があります。ウォーターベッドならではの主なメリットと効果について、詳しく説明します。 ウォーターベッドのメリットや効果 ・体圧を分散しやすい構造でやさしい寝心地 ・水温調節機能で夏は涼しく冬は暖かい ・ダニやホコリが発生しにくく衛生的
ウォーターベッドの最大の特徴は、水の浮力を利用して体を支える独特の寝心地です。水を入れたマットレスは、体の凹凸に合わせて柔軟に形を変えます。この仕組みによって体圧が分散され、腰や肩など特定の部位に体重が集中するのを防ぎます。同じ姿勢で長時間寝ても、床ずれが起こりにくいのがメリットです。
ウォーターベッドには、水の温度をコントロールできる専用ヒーターや温度コントローラーが付属している製品があり、季節や好みに合わせて水温を調整できます。冬期は28℃前後、夏期は24℃前後に設定することで、就寝時の水温変化を抑えながら、自分にとって心地よいと感じる温度に調節して使えます。
一般的なウレタンやスプリングのマットレスは、使用環境によって汗や皮脂、フケなどが蓄積しやすく、ダニの生息や増殖の原因となることがあります。一方、ウォーターベッドのマットレス部分はビニール製のバッグに水が密閉された仕組みのため、内部にダニが侵入・繁殖しにくいとされています。 表面の汚れも拭き取るだけで簡単に落ち、常に清潔な状態を保てます。汚れに敏感な人や、寝具の衛生面を重視する人にとって、非常に大きなメリットといえるかもしれません。
多くのメリットがある一方で、ウォーターベッドには特有のデメリットも存在します。買うと後悔すると言われるのは、その特殊な仕組みゆえの注意点があるからです。購入前に、デメリットについても理解しておきましょう。ウォーターベッドの主なデメリットは次の通りです。 ウォーターベッドのデメリット ・重量が重く設置場所が限られる ・ランニングコスト(電気代など)がかかる ・揺れで気分が悪くなる人もいる ・処分や引っ越しの際の手間がかかる
ウォーターベッドの最も大きなデメリットは、その重量です。マットレス内に大量の水を入れる仕組みのため、総重量は数百キログラムから、大きいサイズになると1トン近くに達する場合もあります。木造アパートや古いマンションなど、床の耐荷重が不足している建物では設置できないケースがあります。 購入前に、自宅の床がウォーターベッドの重さに耐えられるかどうかを専門業者に確認するなどの対策が必要です。重量によって設置場所が制限されるのは、一般的なマットレスにはない特有のデメリットと言えます。
ウォーターベッドは、水温を心地よく保つためのヒーターを常時稼働させるので、毎月の電気代が一般的なマットレスを使用する場合よりも高くなります。季節や設定温度にもよりますが、月に数千円程度の電気代が追加でかかる可能性があるでしょう。 また、水を清潔に保つため、年に1回程度の防腐剤を購入しなければなりません。これらの出費は、長期的に見ると家計への負担となる可能性があります。後悔しないためにも事前にコストを把握しておきましょう。
ウォーターベッドはマットレス内の水が動く仕組みのため、寝返りなどで揺れを感じる場合があります。揺れに対する耐性は個人差があり、人によっては揺れが強いと、落ち着かないこともあるでしょう。また、揺れが気になって気分が悪くなるという人もいるようです。 一般家庭用として揺れを抑えたタイプもあるので、購入前にショールームなどで実際に寝転んで、自分に合っているかを確認しましょう。
一般的なマットレスとは違い、ウォーターベッドは運搬が大変です。ウォーターベッドを運搬するときは、専用の電動ポンプやホースなどを用いてマットレス内の水を完全に抜き、その後にフレームなどを解体して運び出す必要があります。自分で作業することも可能ですが、手間や時間、作業の難易度を考えると専門業者に依頼するのが一般的です。 引っ越しのたびに解体、水抜き、運搬、再設置、水入れという作業が必要で、その都度数万円の費用がかかることも珍しくありません。将来的に引っ越しの予定がある人は、この手間とコストも計算に入れて選びましょう。
ウォーターベッドは体に悪いという話を耳にすることがあります。実際に使用すると体にどのような影響があるのか、について詳しく解説します。
一般的に硬すぎるマットレスでは腰部が浮いてしまい、柔らかすぎるマットレスでは腰部が沈み込みすぎて、体への負担となる場合があります。ウォーターベッドは水の浮力によって身体を支えるので体圧を均等に分散し、肩や腰など特定の部位への負担を軽減するとされています。 ただし、こうした効果には個人差があり、利用する人の体格や寝姿勢、好みによって異なります。
体圧分散性のあるマットレスでも柔らかすぎると体が沈み込み、寝返りを打ちにくくなる場合があります。ウォーターベッドも、柔らかい寝心地ゆえに体を動かしづらく、長時間寝ると疲れてしまうという人がいます。 ウォーターベッドの中には、バッグの内部に波動を抑えるファイバーなどを入れて揺れを抑えている商品もあります。ウォーターベッドの寝返りのしやすさや揺れの大きさは種類によって異なるので、内部構造や揺れの収まり具合を実際に確認し、自分の体に合ったタイプを選びましょう。
ウォーターベッドを使用する上で、内部の水のメンテナンスは欠かせません。長期間水を入れたままで腐らないのかと、疑問に思う人も多いでしょう。ウォーターベッドは構造が特殊なため、手入れの方法も普通のマットレスとは全く異なります。ウォーターベッドの水の管理や、定期的に行うメンテナンスの方法について説明します。
ウォーターベッドのマットレス内部の水には、専用の防腐剤が入っています。定期的に防腐剤を注入するため、基本的にはバッグ内の水が腐ったり、水の入れ替えが必要になったりすることはありません。
ウォーターベッドを長く使用するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。 防腐剤は効果が永続するものではないので、製品によっては年1回など、定期的に防腐剤を注入する必要があります。 また、長期間使用するとヒーターの熱で水が気化したり、水中の気泡が寝返りなどで徐々に移動したりして、マットレス上部に空気がたまることがあります。これにより寝返り時に水音がしたり、寝心地に影響が出る場合があります。こうした場合は、エア抜き用のポンプやバルブを使って、内部の空気を抜くことが必要です。こうした手間をデメリットと感じる人もいるかもしれません。
ウォーターベッドは、独特の仕組みや構造から、人によって向き不向きが明確に分かれます。優れた体圧分散効果や温度調節機能などのメリットがある一方で、重量やメンテナンスに手間がかかってしまうのがデメリットです。どのような人にウォーターベッドが適しているのか、またどのような人には向いていないのかを説明します。
水の浮力を利用した仕組みで体圧分散性に優れているため、ウォーターベッドは体にやさしい寝心地を求める人に適しています。また、ヒーターによる水温調節機能は、冬場の冷えを抑えたい人にとってメリットの一つです。 さらに、マットレス内部は水が密閉されているため、ダニが繁殖しにくく衛生面を重視する人も安心して使えます。 ウォーターベッドが向いている人 ・肩や腰への負担を軽減したい人 ・温度調節機能のある寝具を使いたい人 ・清潔に保ちやすい寝具を選びたい人
ウォーターベッドには重量があり、引っ越しや部屋の模様替えなどで移動する際には中の水を抜く必要があります。専門業者を呼んで水抜きや解体・設置などの作業を依頼すると、手間や費用がかかります。 また、ヒーターによる水温維持のための電気代や、定期的に注入する防腐剤の費用も必要です。これらのデメリットが気になる場合は、一般的なスプリング式のマットレスを選ぶ方が無難でしょう。 ウォーターベッドが向いていない人 ・引っ越しや模様替えなどでベッドを移動する可能性が高い人 ・ヒーターの電気代などランニングコストを抑えたい人
ウォーターベッドは種類や仕組みの違いによって、寝心地や使い勝手、得られる効果が大きく変わります。自分のライフスタイルや好みに合った最適な一台を見つけるために、知っておきたい4つのポイントを紹介します。 ウォーターベッドの選び方のポイント ・揺れの収まり具合(ハード・ソフト)で選ぶ ・ヒーター機能の有無で選ぶ ・ウォーターベッドに合う枕を選ぶ
ウォーターベッドはハードサイドタイプとソフトサイドタイプの2種類に分かれており、揺れ方や沈み込み方が違います。ハードサイドタイプは水深が深いため水の浮力を直接感じられ、体が水に包み込まれるような感覚を得やすいとされます。 一方、ソフトサイドタイプは水の量が少なく、揺れと沈み込みの少ないしっかりとした寝心地が特徴です。一般的に、ハードサイドタイプはバッグが柔らかいため、揺れや沈み込みが大きくなりがちです。 どちらを選ぶか、寝心地や好みに合わせて選びましょう。
ウォーターベッドを心地よく使用するには、ヒーター機能の有無も大切なポイントです。水は外気温の影響を受けやすいため、ヒーターがない場合、特に冬場は水温が下がって冷たく感じることがあります。専用ヒーターを搭載したウォーターベッドでは温度を設定できるので、冬は暖かく夏は涼しく過ごせます。 多くのウォーターベッドにはヒーター機能が備わっていますが、製品によっては搭載されていない場合もあるため、購入前にはしっかり確認しましょう。
ウォーターベッドの寝心地を左右する要素として、マットレスだけでなく枕選びも重要です。ウォーターベッドはマットレス側で体の沈み込みが大きく変わるため、一般的なベッド用の高すぎる枕では首の角度が合わず、体に負担がかかってしまう場合があります。ウォーターベッドの種類や沈み込みの度合いに合わせて、枕の高さや形状を調整しましょう。 実際に寝てみて、頭・首・背中が無理なく一直線に近い姿勢を保てる高さや硬さかどうかを確認し、自分に合った枕を選びましょう。
ウォーターベッドは、水の浮力を利用した仕組みで、優れた体圧分散効果が特徴です。重くて扱いにくいことやメンテナンスの手間といったデメリットもありますが、正しく選んで使用すれば、体への負担を軽減し、心地よく寝られるでしょう。普通のベッドとは、扱い方も寝心地も大きく異なるので、特徴を理解したうえでよく検討して、購入するかどうかを決めましょう。
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