家具の台輪とは?
キッチン・ソファ・玄関収納に
使用される?
構造・高さや
巾木との関係も紹介!
リード文
家具に台輪(だいわ)と呼ばれる部分があるのを知っていますか?家具の土台となる重要な部分で、高さを出すなどの役割があります。知らない人も多いのではないでしょうか。ソファやキッチン・家具、収納家具などに台輪を設ける意味や、住居の巾木(はばき)との関係などを紹介します。
台輪とは箱物家具の底辺の台座のこと
レトロ収納シリーズ モザイクガラス引戸 幅80cm
台輪とは、食器棚、本棚、キャビネットなどの主に収納家具の底面に取り付けられた部分のことです。読み方だけを聞いても、イメージが湧かないかもしれませんが、横木で四方を囲ったような形をしています。それが家具の土台となっているのですから、漢字は見た目をそのまま表現していると言えるでしょう。
もともとは建物の土台部分を隠しながら強化するために使われていたと考えられています。それが、しだいに家具などにも使われるようになってきました。
ですから、家具でも建築における基礎のような役割を持ち、家具本体を床面から持ち上げることで、湿気や汚れから守っています。台輪によって、家具全体が安定し、長期間の使用による劣化も軽減されます。例えば、扉付きの家具に台輪が付いていれば、掃除機をかけた際に掃除機のヘッドが扉に直接当たりません。こうして、扉の破損やゆがみも防げます。
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