神さまが十二支を決めるときに、「元日の朝、集まりなさい」と動物たちに告げます。
我れ先にと神さまのもとへ集まってくる12匹の動物たちを、十二支の順に並べて丘の上に歩かせました。
ネズミに「2日の朝だよ」と教えられたネコは、1匹だけ逆方向に歩いています。
ウシの背に乗ったネズミはゴール直前に飛び降りてウシよりも先に神さまの所に到着する。
昔から子どもたちに語り継がれてきた、十二支のお話しを組み木にしました。
十二支の由来の物語を、小黒三郎らしい温かみのあるデザインと遊び心がある動物たちで並べてつくる、愛らしい組み木です。
動物たちを並べて物語を作る構成遊び、バランスよく積み上げる積み上げ遊び、もとの形に組み合わせるパズル遊びなど、自由な発想でさまざまな遊び方を創造してみてください!
天然木の手触りが優しい小黒三郎の組み木
世界的な組み木作家・小黒三郎。
美術大学を経て油絵を学び美術教師に。赴任先の盲学校で「手が彼らの目である」ことに気づき、「触察力」を伸ばすべく組み木制作の道へ。
以来約35年、その作品はニューヨーク近代美術館MOMAのコレクションに選ばれたことがあるなど世界的に評価されています。
木の温もりを感じる組み木作りを通じて、手を使って遊ぶことの大切さを伝え続けています。
切り抜きから染色まで、すべて熟練の職人による手作業で行われます。
シンプルな共有線で分割され、組み合わせると、ほぼ隙間なくピタリと合うのが特長。
箱から出して飾るときも、しまうときも、パズル感覚で楽しんで。