上質レザーで仕立てたリュクスなダウンベスト
「ダウンベストはスポーティーすぎて…」と敬遠してきたエレガンス派も、素材がレザーなら話は別。薄く鞣された上品カラーのイタリアンラムレザーが、大人の装いに昇華してくれます。カジュアルこそ素材は上質、日常がスペシャルになる一着。
キルティングにできるのは上質レザーの証し。細部の仕立てにも拘って。
残暑が長く、暖冬傾向の近年、ますます活躍期間が長くなっているのがダウンベスト。スリーブレスなので、インに合わせるアイテム次第で着回しと温度調節が思いのまま。スポーティーなテイストが若々しく颯爽としたイメージを与えてくれるメリットも。そんなダウンベストをダウン入りの暖かさはキープしつつ、オールレザー仕立てでアップグレードしたのがこちら。革はソフトでなめらか、キメ細かい表面感が美しいイタリアンラム。キルト加工を施すためには、通常より薄く漉いても丈夫さが損なわれない、ハイクオリティな革であることが重要なため、原皮の段階から厳しくセレクト。キズやムラが少なく、コーティングを厚くかける必要がないことから、皮本来のしっとり肌に吸い付くような風合いも生きています。仕立てにも拘って、レザーでは避けられない接ぎは目立たないようダウンステッチ位置を利用。程良いゆとりのシルエット、吟味したダウン量で、もちろん着ぶくれ感とは無縁です。肩幅や袖ぐり、着丈にも細心の注意を払い、着ればほんのり女性らしい雰囲気に。
≫ POINT
ダウンベストを仕立てるためには、鞣しや革漉き加工で薄くしなやかに仕上げられた上質レザーでなくては。上品な光沢、キャメルの深い色みも美しい。
立ち上げた首元からそのままフードに繋げた、すっきりとしたデザイン。フードの内側や前立ての見返し部分までレザーを使った作りも贅沢。前立てとポケットにあしらったメタルファスナーがスポーティー。フロントはスタイリングの幅が広がるダブルファスナー仕様です。