モリスのデザインで日々の風景に芸術を。19世紀、装飾デザインの新しい時代を切り開いたウィリアム・モリス。『モリス商会』の創業から160年以上たった今も輝き続けるモリスの独創的なデザインを生かしたコレクションをお届けします。
■デザイン:ラークスパー
螺旋状の葉の間にラークスパー(飛燕草)や繊細な花々が浮かんでいるモリスの代表作。
元々モノトーン(1872年)だったデザインを1875年にモリスが12個の版木を用い多色のデザインに変更しました。
モリスの作品の中でも特に美しい壁紙デザインの1つと言われている柄です。
優しい色合いと流れるような葉のデザインで柔らかな光と風を感じてください。
■William Morris(1834〜1896年)
19世紀後半、装飾デザインの分野で活躍した英国の芸術家。
傑出したインテリアデザイナーであると同時に、画家、詩人、グラフィックデザイナー、出版人、社会主義活動家と多彩な顔を持ち、それぞれの分野で目覚ましい業績を残した。
アーツ&クラフツ運動に影響を与え、近代デザインの父とも呼ばれる。