「モリス ギャラリー」は、時代を越えて愛され続けるウィリアム・モリスと仲間たちの美しいコレクションを、160年を経た現代に相応しいスタイルでご提案しているブランドです。 忙しい日々の中でふと立ち止まり、静かな自分の時間や暮らしを大切にしたい。厳選した良いもの、本物のデザインにこだわりたいと感じている。そういった生活者に向けて、ベッドルームに彩りを添える ホームコレクション をご提案をいたします。
■新柄「コンプトン」
ウィリアム・モリスの一番弟子で、当時モリス商会の主任デザイナーであった ジョン・ヘンリー・ダール の作品です。
ロレンス・W・ホドソンの邸宅「コンプトン・ホール」の壁紙とテキスタイルプリントのために、1895年にデザインされました。以前はモリスの作品だと間違えられていたことがあるくらいモリスのデザインを踏襲しており、更に色とりどりの草花が複雑に絡み合うデザインは、愛らしく華やかで人気が絶えません。今シーズンは、オレンジカラー、ラベンダーカラーで季節が移り変わる美しさを表現しています。秋は自然が織りなす色彩が豊かで、五感を通して私たちの心に深く響く特別な季節です。モリスたちが創り上げた自然への愛情溢れるデザインに囲まれて、素敵な秋をお迎え下さい。
【ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン】
160年の年月を経て愛され続ける、モリスのテキスタイルデザイン
「家の中に、役に立たないもの、美しいと思えないものを置いてはならない」という言葉を残しているウィリアム・モリスは、絵画や彫刻など、美術館で鑑賞する装飾芸術品のことを「大芸術」、日常の暮らしや身のまわりの物を美しく彩る芸術品のことを、親しみを込めて「小芸術(レッサー・アーツ)」と呼びました。モリスが生涯をかけて取り組んだのはまさにこの「小芸術」。
人生の細部に宿り楽しみや幸福感を大切にするための芸術です。
62年の生涯で10人分の仕事をしたと言われるほど、精力的に仕事に励んだモリス。デザインの表現の追求のために、刺しゅうや染色、織物の技術も必ず自身で研究した、職人気質の人でした。
William Morris(1834〜1896年)
19世紀後半、装飾デザインの分野で活躍した英国の芸術家。
傑出したインテリアデザイナーであると同時に、画家、詩人、グラフィックデザイナー、出版人、社会主義活動家と多彩な顔を持ち、それぞれの分野で目覚ましい業績を残した。
アーツ&クラフツ運動に影響を与え、近代デザインの父とも呼ばれる。