金彩をふんだんに用いた圧巻の画技により、神々しい光をまとった幸福の使者ふくろう。
そっと寄り添う二羽のやわらかい羽毛から、高野槇の葉先に宿る黄金の月あかりにいたるまで
一筆一筆、息を呑む繊細な筆づかいで情趣豊かに表現しました。
■「前田青邨記念大賞」入選の日本画家による貴重な真筆
■金彩をふんだんに用いた繊細な画技が際立つ絹本画
■本格表装の掛け軸
瑠璃色の空に昇った黄金の満月を背に、幸せの訪れを見つめる二羽の白ふくろう。
「前田青邨記念大賞」入選の実力派、鈴木優莉画伯が描きあげたのは、「不苦労」
「福来朗」に通じることから、幸福の使いとして尊ばれてきた神々しいふくろうの図。
金彩を惜しみなく用い、満月に照らされたふくろうのやわらかい純白の羽毛から、高野槇の枝葉に宿る金の月あかりまで、繊細極まる画技により一筆一筆絵絹に写しとった傑作です。細やかな描線や彩りのニュアンスを通して画家の息遣いまでも感じられるのは、肉筆画ならではの醍醐味。飾るだけで、お部屋をやすらぎの空間へと一新することでしょう。