炊飯器置き場として置いてはいけない場所は、以下の通りです。

・高熱を発する家電の近く
・水場の近く
・不安定な場所
・床の上
・炊飯器の蓋が開かない場所

一人暮らしの場合、キッチンに必須の炊飯器は、キッチンが狭いなどの理由でどこに置くか困ることがあります。しかし、適切なスペースに設置しないと、ケガや故障などの原因となるため危険です。ここでは、一人暮らしでキッチンに炊飯器の置き場所がない時のNG例をご紹介します。

炊飯器はコンロの近くや高熱を発する家電の近くには、置かないようにしましょう。炊飯器はプラスチック製のため、熱に弱く溶けやすいです。そのため、炊飯器を電子レンジの上などに直置きすると、火災や故障の原因になってしまいます。

炊飯器は、熱だけでなく水にも弱いです。炊飯器などの電化製品にとって水は大敵であり、水しぶきがかかるとショートし、故障する恐れがあります。そのため、水道など水の近くにも置かないようにしましょう。

炊飯器を置く場合、不安定な場所も避けましょう。普段は問題なく使用できても、地震などで落下する恐れがあります。また、落下した時にケガをしたり、高温の蒸気でやけどをしたりしてしまう可能性もあります。そのため、高所や小さなスツールなど設置面積の狭い場所に置くのは避けましょう。

置く場所がないため、床の上に炊飯器を直置きする人もいます。しかし、炊飯器の上蓋から出る高温の蒸気でやけどをしたり、つまずいて子供が転んだりする原因にもなりかねません。また、炊飯器を床に置くことで熱の影響で床が変色したり、カビが生えたりすることがあります。そのため、衛生面や安全性を考慮して、炊飯器を床の上に直置きするのは避けましょう。

狭いキャビネットなど、炊飯器の蓋が開かない場所も避けましょう。炊飯器は上部の蒸気口から蒸気が出るため、蒸気の逃げ道を作る必要があります。そのため、蓋が開かない場所に置くと蓋が開けられないだけでなく、蒸気の逃げ道がなくなってしまいます。天板のカビや汚れの発生や、他の家電が故障する原因にもなるため、炊飯器の蓋が開かない場所も避けましょう。

一人暮らしの主な炊飯器の置き場所は、以下の通りです。

・コンセントが届く場所
・使いやすい場所
・蒸気の影響が少ない場所
・掃除がしやすい場所

一人暮らしの場合は、機能性や使い勝手を考慮して炊飯器を置くスペースを決める必要があります。ここでは、一人暮らしの主な炊飯器の置き場所を4つご紹介します。炊飯器の置き場所をどこにしようか悩んでいる人は、参考にしてみてください。

一人暮らしに限らず炊飯器を置く場合、コンセントが十分に届く場所か事前に確認しましょう。また、キッチンでは電子レンジや電子ケトルなど他の電化製品も使用するため、コンセントが足りない場合もあります。そういった場合は、延長コードを使用したり、コンセント付きのレンジ台を活用したりするなどの工夫が必要です。

炊飯器は使用頻度が高い家電のため、使いやすい場所に置きましょう。キッチンの中での動線を考えて、極端に高い場所や低い位置に置くのは避けましょう。炊飯器を米びつの近くや配膳スペース付近に設置すると、家事動線がスムーズになるため便利です。

炊飯器の置き場は、蒸気の影響が少ない場所にしましょう。炊飯器の上部から出る高温の蒸気は、商品によっては60〜80cm程度になり、棚の天板や壁紙などにダメージを与える可能性があります。そのため、耐熱性や耐湿性に優れたレンジ台を選んだり、スライド式の収納棚を使用したりするなどの工夫をしましょう。

炊飯器の周辺には、米粒やゴミ、ホコリが溜まりやすいです。そのため、炊飯器は掃除がしやすい場所に置きましょう。スライド式の棚や掃除がしやすい素材のレンジ台を選ぶと、手入れがしやすいためおすすめです。

炊飯器を置くスペースは、コンセントが届く場所や使いやすい場所を選ぶと良いとされています。しかし、ワンルームなどでキッチンが狭く、置き場がない場合もあります。ここでは、キッチンに置き場がない時のアイデアをご紹介するので、参考にしてみてください。

1Kやワンルームの方は、キッチンワゴンを使用するのがおすすめです。キャスター付きのキッチンワゴンは自由自在に移動ができ、キッチンの調味料などを一緒に収納することも可能です。また、キッチンワゴンは機能性が高く、デザインも豊富なためインテリアとしても使えます。

炊飯器を置く場合、キッチンラックを活用するのもおすすめです。特に背が低いキッチンラックがおすすめで、天板の上に炊飯器を置くことで蒸気を気にせずに済みます。また、背が高いキッチンラックはインテリアとしても活用できて、炊飯器だけでなく最下段にゴミ箱も置けるため便利です。

炊飯器の置き場としてレンジ台はおすすめで、収納力がアップします。また、キッチンの隙間を有効に活用でき、コード穴やコンセントも付いているため便利です。さらに、サイズが豊富なだけでなく、耐熱や耐水加工が施されたレンジ台などもあり機能性が高いのも特徴です。

炊飯器の置き場として、食器棚のスライド式収納スペースも活用できます。炊飯器やポットなどの蒸気が出る家電は、蒸気の逃げ道を作らなければなりません。そのため、スライド式の食器棚を活用すれば、使わない時は邪魔にならないよう収納しておくことができて便利です。

どうしても置くスペースがない人は、電子レンジや冷蔵庫の上に置きましょう。しかし、安全性の問題から、炊飯器を電子レンジや冷蔵庫の上に「直置きすることはできません。」そのため、どうしても電子レンジや冷蔵庫の上に置く場合は、放熱できるようにラックを間に挟んで下さい。

dinosでは炊飯器置き場としてだけでなく、インテリアとしても使用できるキッチンラックやレンジ台が販売されています。ここでは、一人暮らしでキッチンに炊飯器を置く場所がない時のおすすめ商品を紹介します。